1.人間、人のために何の努力も奉仕もせず、自分のためにのみ励み、生き、それで一生を終わっていいのか。 悔いはないのか。
1.自分のためにいかに努力し、励み、精進し名をあげても、それだけでは、その人の一生は虚しいものである。
1.どんなに成功し、名を成し、富や権力を得ても、それだけでは人は決して満たされない。 最後に人々に寄り添い、奉仕し、捧げる意識に向かえば、その人生は最高であろう。
1.人はみな、自分に出来る範囲でいいから、人々のために少しでも尽くし、役立つことほど真理にかなった生き方はない。
1.自らの人生が成功しようが失敗しようが、そんなことは取るに足らない問題である。 大事なのは、死を迎える瞬間、どのような意識であるか。 後悔のみに終わるのは残念であろう。
1.自らの人生が、いかに苦しみ悲しみ、失敗の連続であったとしても、死ぬ前に、それでも一生懸命まじめに生きてきたことに感謝できたなら、それは尊くかけがえのない生き方である。
1.現在、地球破壊、人類滅亡の予兆をはらんだ暗闇の真っ只中に生きている我々は、人に知られることなく粛々と神聖復活の印を組みつづけている。 その一条の光を世界の人々に送り込んでいる生き方ほど尊く、崇高な生き方はない。
西園寺昌美