問 人間には、肉体の他に幽体があるといわれますが、幽体はどのような役をしているのでしょう。
答 幽体とは、人間の想念(おもい)や、行為の記録体とでもいうべき体で、肉体に重なり合って、肉体のような形をもったガス体である。
このガス体の大きさや、色によって、その人の霊性の高低や、性格、運命がよくわかるのである。
よく魂を見たというが、それは霊を見たのではなく、この幽体(念体を含めた)を見たので、魂とは、幽体に分霊が乗っている状態、いわゆる、分霊が幽界にいる状態をいうのである。
幽体はその人、その人によって、大きさや色(想念、行為の集積が色になる)が違うので、幽体の大きな人が、主に宗教に熱心になったり、やたらに神詣りしたりするのである。
人の想念を受けやすかったり、幽界からの念波に感応しやすい人は、おおむね幽体の大きな人で、その幽体に蓄積されている想念の汚れている人は、低級な想いに憑かれやすく、幽体が浄まっている人は、高級な霊の感応を受けることができる。
幽体の色は軽い色ほど、澄み浄まっていることになるので、金色(こんじき)に輝いている時は、すでに幽体はなく、神の光、そのものが、輝いていることになる。
そして、重い色になるほど、汚れが多いということになる。
紫や青系統の色をもった幽体などは、高級な人格といえるのである。
普通会っていて、その雰囲気が澄み切ったように感じられる人は、大体高級な人格者であると思って間違いあるまい。
とにかく、常に、善なる想念、愛の行いをすることを心掛けていれば、ついには、特別に心掛けなくとも、自然な素直な形で、愛行のできる人間になってゆくのである
。
人間は肉体生活が、すべてではなく、幽界の生活、霊界の生活が、肉体生活の後(うしろ)に待っていることを、よくよく考えて、肉体生活のうちに、自己の想念(おもい)を浄め、行いを直しておかなくてはいけない。(五井昌久『神と人間』125,126頁)
感想・・・・幽体というとわかりにくいですが、オーラと言えば納得されると思います。
オーラには幽体が写っており、肉体とくっついていて大きい人は人の影響を受けやすいのです。大きい人は大きなビル一棟分あり、例えば百貨店などに行くと疲れるのは、そこにいる人の幽体が重なってくるのです。
千人入れば千人の幽体(想い)が入って来るのです。疲れるとは取り憑かれという意味であり、敏感な人はあまり人ゴミには行かないほうがいいのです。