インディオに学ぶ「潔い死」 | グッドムーンのブログ

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安保教授:

アマゾン川流域に住むインディオの慣習にとても感心したことがあります。
 
その集落では、老衰で死を目前に控えた人の枕元に、自分で食べることができるように皿に盛られた食事を置いておくそうです。
 
本人は起きて家族とともに食事ができるほどの体力はなく、静かに横たわっています。
 
そういう状態になってしまったら、家族が手助けをして食べ物を口に運んであげるとか、栄養を摂るための手助けのような行為はしないそうなのです。
 
もし本人に生きる力が残っていて腹が減ったら、枕もとに置かれた食事を自力で口に運び食べることができます。
 
そして皿が空になったら、家族はまた食事を用意します。
 
そんなことを繰り返して、ついには栄養を自力で摂ることができなくなり息を引き取っていくそうです。
 
もちろん家族の人は、死の淵に佇む人を見捨てて放置しているわけではありません。
 
家族の誰もが、死に行く人と少しでも充実した時間を過ごしたいと願っているはずです。
 
 
太田教授:
一見冷酷な話のように思えますが、結局それが一番配慮された行為なのではないでしょうか。
 
 
安保:
死期を悟った動物は自ずと姿を隠すとよく言われますが、自ら栄養も摂らなくなるはずです。
 
その方が安らかに死ぬことができますから。
 
免疫力もすっかり落ちて死が近づいた老人の口に、スプーンにのせた流動食を無理やり入れようとする光景をよく見かけます。
 
何とか生き延びてほしいと願う気持ちもよくわかりますが、やはり本人は苦しいはずです。
 
 
『老いない人の健康術』安保徹✖️太田成男