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不平不満で仕事していればちょっとしたことでもくたびれちゃう。
なんだこんな仕事、ってやっていたらちょっとしたことでもくたびれちゃいますよ。
なんでも置かれた立場が天命なんだから、今置かれているところ、例えば小使さんなら小使さんが天命なんです。
だから小使さんが十分まごころを尽くせばその人はやがて小使でなくなります。
この世は七十でそのまま終っても来世でもってよくなる、或いは霊界へ行ってよくなる。この世で一番悪いような仕事をしていたとします。
そこでまごころを尽くしてそれをやっていたとすれば、その人は霊界へ行ったらスーッと上になります。
片っ方は大尽(だいじん・お金持ち)でいてもいい加減なことをしていたとすれば、今度は地獄へ落ちます、入れ替るんです。
一番大事なことは、その人がいかにまごころを尽くすかということです。
(五井昌久講話集3『光明の生活者』57頁)
感想・・・人はたった今、そして少し先を良くしようと躍起になるようです。
とりあえず、てっとり早くお金が欲しい、そしてできれば地位も欲しい。
しかし、今やっている答えはすぐに出るものではなく(ローマは一日にして成らず)、慎重に積み木を重ねるように忍耐を伴うものなのです。
丁寧に真心がこもっていないとすぐに崩れてしまう。
今は時間の移り変わりが激しい時代です。
タイムイズマネー、みんな鶴の恩返しのように身を削って健康を犠牲にしてお金という対価に換えようとしている。
身を削り、神様から頂いた大切な肉体という器を粗末に乱暴に使っていませんか?
身を削っていては、真心を尽くすことなんて出来ないのです。
大切な器を粗末にしては、真心を尽せないのです。
器をないがしろにした人に神様は
病気という試練(プレゼント🎁)を与えます。