■『日々の祈り』から
(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版
正しい宗教生活のために
宗教に入ったために家庭を不和にしたり、友人知己を失ったり、常識生活の知人から眉をひそめられたりするような奇矯な行為言動をするようでは、宗教は阿片なり、といって、常識的人々から嫌われてもいたしかたのないことでありましょう。
いったいに真実の宗教指導者とは慈悲心の強い者であるはずなのでありますから、その慈悲心の輝きで、おのずと人を浄め神仏と人間とを一つにつなぎあわせてゆくものなのです。
自他を裁き、責め、束縛して、自他の心の自由を失わせてゆくことは、その人々の魂の進化には役立たず、かえって業因縁の禍を厚く濃くしてゆくことになり、いつまでたっても、神そのままの生命の光を、この人生に交流させることはできないのです。
感想・・・宗教に限らず、保険の勧誘、ネットワークビジネスなどなどが嫌がられるのは、そこに多少なりともの押しつけがあるからではないでしょうか?
「こんなに良いものなのに何故買わない」「なぜ、入らない」
人は押しつけられることが嫌いです。
いつも自由自在心でいたいのです。