糖質中毒から抜け出すと、身体が軽くなる
「糖」には常習性があると指摘されています。
甘いものを食べると、脳の伝達物質であるドーパミンが大量に分泌されます。
これによって快感中枢が刺激されます。
また、血糖が急激に増えると、快楽物質のセロトニンが分泌されます。
セロトニンはうつ病の患者さんに使用する薬でもあり、脳内にモルヒネを放出します。
すると気分が高揚し、幸福感をあじわうことができると考えられています。
つまり、「糖」を摂取することで起こる幸福感は、モルヒネ同様、「もう一度味わいたい」という欲求を生む中毒性のあるものなのです。
危険ドラックや覚醒剤で逮捕された人が釈放後も薬をやめられないように、糖質も断ち切るのが非常に難しい常習性を持っています。
しかし過剰に摂取し続ければ、確実に身体の老化を加速させてしまいます。
とくに血管と肝臓、膵臓にかかる負担は大きく、生活習慣病を罹患する率は大幅に上がってしまいます。
糖質すべてをやめることは難しくても、炭水化物を一日一食にする、甘いおやつを控えるといった努力から始めてみてはいかがでしょうか。
糖質を減らしていくと、数週間で身体が軽くなることを実感できます。
また、食後の眠気を感じにくくなり、有効に時間が使えるようになるはずです。
『なぜ水素で細胞から若返るのか』辻直樹著