人間と真実の生き方
人間は本来、神の分霊(わけみたま)であって、業生(ごうしょう)ではなく、
つねに守護霊、守護神(しゅごじん)によって守られているものである。
この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、
その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である。
いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、
消え去るのであるという強い信念と、
今からよくなるのであるという善念を起し、
どんな困難のな かにあっても、
自分を赦(ゆる)し人を赦し、自分を愛し人を愛す、
愛と真(まこと)と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、
守護霊、守護神への感謝の心 をつねに想 い、
世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、
個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである。
感想・・・みなさん、お釈迦様の教えの「般若心経」(はんにゃしんきょう)はご存知かと思いますが、
その中に「色即是空」(しきそくぜくう」、「空即是色」(くうそくぜしき)が出てきます。
色即是空の色と空即是色の色はどう違うのか?
それは今の世の中に置き換えるとわかりやすいのです。
今の世の中はアセンション(地上天国)を前に、混沌としています。
地獄と天国が交錯しているのです。(地獄が勝っています)
これが色即是空の色です。
いろんな色が混ざって、まさしく玉石混交としています。
玉(神さま)と石(業想念)が混ざっているのです。
しかしこれはアセンション(次元上昇・天国)が顕われる前の姿であり、やがて消えてゆくのです。
そしてすべての黒雲が消え去って青空が拡がったときの空即是色の色(肉体界)は、無色透明で空に等しい状態になっている、つまりアセンション後の美しい地球世界をいっているのです。
色即是空(今の地球世界)の後に空即是色(地上天国の完成)です。
『人間と真実の生き方』はお釈迦様の「般若心経」をわかりやすく解説したものなのです。
この『人間と真実の生き方』を何度も何度も読み返していると悟りの境地になると思います。
高い高~い澄みきった神界の響き、神聖波動です。
いつの間にか心が澄み切って洗われた境地になります。