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共有ソフト「BitTorrent」で初の逮捕者!善意から起こる犯罪


ファイル共有ソフト「ビットトレント」を通じ、録画したテレビ番組を無断でインターネット上で配信したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと目白署は20日までに、著作権法違反容疑で、埼玉県久喜市栗橋中央、無職田仲修一郎容疑者(31)を逮捕した。


同センターによると、ビットトレントを利用した無断配信の摘発は全国初。
同容疑者は容疑を認め、「見逃した人のためにやった。ビットトレントはウイルス感染もなく、警察も取り締まっていないと思った」と供述。2月中旬から7月にかけ、バラエティー番組など計165番組を配信したという。


逮捕容疑は6月4日から9日にかけ、自宅パソコンで、テレビ朝日のバラエティー番組「『ぷっ』すま」など3番組を録画し、ビットトレントを通じ、ネット上で無断配信した疑い。


時事ドットコム


この行為自体は、著作権に触れるためもちろん違法行為。

だけど、逮捕された無職の男性は『見逃したテレビ番組を皆が閲覧できるように』という良心から来る動機があった。悪いことは悪い。それでも、全国ネットで顔をさらすほどの悪いことをしたのか、と疑いたくなる。


インターネットは普及してまだ15年足らず。

IT世代と言われていても、産まれた頃からインターネットがあったわけではない。

その利便性から世界中であっという間に普及したけど、法的な整備は日が浅い。だから、『物を盗む、人を殺す』という、物心付いた時から教わってきた罪悪に対する判断基準とIT犯罪は認識がかけ離れていると思う。

肖像権、著作権といった概念は、本当に最近になって一般的になった。なぜなら、インターネットの普及によって注目された問題であり、言葉だからだ。


一方では、オープンソースといった善意のもと無料で使用できるソフトが相当数ある。これは、完全に著作権を破棄している。良いものを皆でシェアしようマインドに美意識を感じる人間は後を絶たないし、IT革命が起きてしまった以上、どうにもならない流れだと感じている人も多い。


IT化によりビジネスとして成り立たなくなってしまった産業は多い。なぜなら情報を無料で手に入れることに慣れてしまったからだ。現在は、無料で情報を仕入れ、それをどう生かすかという感覚になってきている。

情報は無料という流れは、R25などの情報誌が流通した時皆が実感したところではないだろうか。



現在は、インターネットが作る市場の流れに対して、旧体制の産業を保護する法律が間に合わないといった感じだろう。まだまだ、IT革命は過渡期に過ぎない。

例えば、オープンソースのマインドが主流になり、10年後はインターネット上にあるものは全て世界中の人がシェアするということもありえる。禁酒法なんてものがあった時と同様、今回の件は時代が作った犯罪者と言える時が来るかもしれない。