甲冑ドライバーの観光タクシー登場 津でサービス始まる

津市の「タカモリタクシー」が、運転手が甲冑(かっちゅう)姿で観光案内をするサービスを始めた。同社は「甲冑を着けたドライバーのタクシーは全国的にも大変珍しいのでは」とアピールしている。
県内の伝統的な祭りの保存・継承、地域イベントの支援をするNPO法人「三重ドリームクラブ」が手作りした甲冑1領を貸し、同社の運転手が着る。甲冑は、運転に支障がないよう、柔らかい素材が使われているほか、丈は短めという。
同社に観光タクシーを申し込む際、「甲冑ドライバー希望」と告げると、運転手が甲冑を着て津城跡や藤堂高虎の史跡などの観光コースを案内する。来年のNHK大河ドラマが、徳川2代将軍・秀忠の正室で、幼少期を津で過ごしたお江(ごう)の生涯に決まったこともあり、試験的に約半年間続ける。
同社運転手の木村久一さん(54)は甲冑姿で、「少しでも県の歴史に親しみを持ってもらえれば」と話していた。