本日の記事は、いろいろとご家庭によりご意見があるところかと思います。本日の記事に書いていることは、あくまでも私一個人の考えであり、異なるご意見をお持ちのある方も多くいらっしゃると思いますし、異なるご意見の方が正しいこともあるかと思います。この記事は、あくまでも「どこかの野良犬の遠吠え」としてお読みいただければ幸いです。

 

猫しっぽ猫あたま

 

「先取り学習」の是否について。

これは論争のあるところかと思います。

 

是とする意見が主張するメリットは、先取りをしておくことで学校/塾での学習がより深まる・定着する、より難易度の高い問題に向けて学習をする時間が確保できる、とかとかでしょうか…(それ以外にもあると思いますが)。

 

一方で、否とする意見が主張するデメリットは、学校や塾の授業を軽視するようになる、とか、(特に自力でやると)基礎がおろそかになったり誤った理解をすることがある、理解が上滑りする、周囲に追い付かれるとメンタルやられる、とかとかでしょうか…。

 

猫しっぽ猫あたま

 

我が家の場合。

 

中学受験ではさほどの先取り学習はせず。(でも、算数はトップクラスをやらせていたし、社会は都道府県と都道府県庁所在地は覚えていたので、その意味では微妙に先取りしてると言えるのかもしれない)

 

 

この状態でサピに入って受験しましたが、それで特段非常に困ったことはありませんでした。

 

で、大学受験では。

そもそも中間一貫校だと学校のカリキュラム自体が先取りになっていることがあるわけで(例:高校数学を高2までに終わらせる、とか)、長子校も次子校も先取りカリキュラムを採用しています。

で、長子の場合、学校のカリキュラム以上に数学と英語と理科の先取りをしておりまして、それはそれで余裕をもって学習ができるのでよかったな、と思っていたのですが。

 

最近になって一つ感じることとして。

 

「周囲に追われている感が半端なく、恐怖感が強い」

 

高1、高2のはじめごろは、先取りもあっていい成績が取れていたのが、高2の終わりごろから周囲の成績が上がってきて、相対的に自分の立ち位置が下がっているのでは?という感じがしているようでして。(特に数学で顕著)

 

長子 「まずい。追い付かれて追い越されて、自分はダメなのではないかという猛烈な焦燥感にかられる」

 

…確かにそれって先取りのデメリットとして言われはすることであるけれど。

 

実際にその立場になると、猛烈に本人は不安なようです。特に、長子の場合、もともとどちらかというと思考がネガティブな子なので、「追い付かれる」という負の感情でぐるぐるしちゃってよくないんだろうな…。

 

先取りをするときには、そこまで考えていなかった「追い付かれるのではないかという恐怖」。

この恐怖にいかに打ち勝つか、そして打ち勝つための勉強ができるかが、先取り学習では重要なのかもな、と長子を見ていて感じます…。

 

 

 

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