中学受験についての話は、そろそろ経験がフレッシュでなくなってきている我が家の話は減らしていこうと思っていますが、思い出したことについては時たま書こうかと思っております。

 

今日は、「塾と保護者の間の関係性」について、サピックスと、大学受験予備校のケースでの話を書こうと思います。

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

一般的に、サピックスは、保護者との関係性があっさりしている塾だと言われており、これは本当にその通りだと思います。

以前書きましたが、サピックスの先生と保護者とのかかわりは、基本的に、

  • 入塾して数週間したところで1回、様子を伝えるための電話
  • その後は、保護者会で話を伺う
  • 6年生では2回(前期、後期)で面談をする

デフォルトだとこれだけです。

 

 

でも、あっさりしているといわれるサピックスでも、実は、こちらから「学習相談シート」なり、電話なり、メールなりで相談をすれば、ものすごく親身になって相談に乗っていただけます。

また、保護者会がオンラインではなく校舎で開催されることがあれば、保護者会後に先生とお話いただくと、先生との関係性も作れてとてもよいと思います。

 

悩むことがあれば、デフォルトの関わりのタイミングを待つのではなく、どんどん保護者側から声をあげてしまうのが、サピックスの場合はよいと思います。

 

逆にいえば、こちらから声を上げない限り、6年生の面談までは、塾から個別の保護者へのフォローはありません。

保護者会などの情報提供機会は多いですが、声を上げない限り、個別では6年生での面談2回のみ、というあっさりした関係性は、大学受験予備校に若干近いかもしれません。

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

では、大学受験予備校の保護者へのフォローはといえば、基本的にはこれまたあっさりしていることが多いかと思います。

これは、「大学受験が基本的に生徒本人の受験である」ことから考えれば、当然と言えるかと思います。

中学受験と違って、学習の内容や方法などは、もう本人が予備校と相談しながら計画をして実行していきますので、保護者の出る幕なんて、「いつ、どこで、どれだけお金を出すか(出せるか)」くらいしか基本的にないです。

 

そんなこともあって、塾の保護者会や面談の機会は、一般的にサピックス並みに少なめか、それよりも減るところが多いかと思います。

 

鉄緑は、保護者会は年1回(その後に、希望者は面談が可能。高3は担任が決まり数回面談が組まれます(このあたりもサピックス的))。

駿台や河合塾は、保護者会は年に数回(校舎によって異なる)、面談は高3になるまでは希望者(高3だと出願校決定のための面談が入ってくる)。

東進も、保護者会は年に数回(校舎によって異なる)、面談は高3になるまでは大体年1回あるかどうか?(希望すれば別途面談してもらえるけれど)といった感じのようです。

そして、保護者会への出席率も、鉄を除くとさほど高くないようです。

 

大体こんな感じなので、大学受験予備校と保護者とのかかわりは、希望をしない限りあっさりとした感じであり、その点で意外とサピックスと似ているのかも?と思う次第です。

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

我が家は、中学受験時は、サピックスに結構相談を頻繁にしていた方で、デフォルトの関わり以外にかなり色々とお願いして面倒をみていただいていました。それこそ、家庭学習の確認から、志望校選定時の愚痴、家で勉強をしない愚痴から、プチ家出された愚痴から、いろいろと先生に聞いて、子どもとの間に入っていただいていました。

 

 

 

一方で、大学受験は、現時点では、ほぼ本人と学校と予備校にまかせっきりです。英語は私が教えちゃう方が簡単な場合もあるので、英語学習だけは少し私が噛んでるけれど。

まあ、これが、次子の大学受験になると変わってくるかもしれませんが…でも、大学受験は、基本的に本人のやる気と意思に任せたいなぁと思っている今日この頃です。

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