彼女と知り合ったのは小学4年生くらいだっただろうか?
自身がボーイスカウトに入っていた時に
弟さんが入隊してきて
同じ団本部でガールスカウトに入っていた彼女を知るようになり
共通の友人も何人かいる。
しかし大学に入ってからは疎遠になっていたが
偶然にも自身の職場に中途採用されてきて同僚となり
私たち夫婦と一緒にキャンプに行ったりもした。
やがて自身の同期入社の男性と結婚されてからは
子どもも生まれて2家族でキャンプに行ったりと
親しくしてきた。
自身の定年退職後は少し疎遠にもなっていたが
今年5月に御主人に用事があって再会したのをきっかけに
10月にもお会いして
元気だった姿が目に焼き付いている。
その彼女が亡くなったと先月、御主人より連絡が入った。
聞けば突然の病で意識を失ったまま3週間が経ち、
そのまま息を引き取ったと聞いている。
これまでも自分の母親も含めてさまざまな葬儀に参列してきた。
生前に世話になったと言われて、親族でもないのに
止め焼香をさせて頂いたこともある。
しかしながら50年以上も前からの同級生の死であり
さらには心安くしてきた友人の奥様の死でもあり
なんとも言えない悲しさに包まれた。
御主人の希望もあって火葬場までご一緒させて頂いたが
愛する妻の肉体がなくなるってどういう気持ちなのだろうか?
母が亡くなった時の父の姿も見てきたのに
今回の場合は、受け止め方も違う。
懸命に想像をしてみたけれど、まったく想像が出来ない。
そして食事を頂いたあと
焼けて骨だけになった姿には、
裸?になった彼女の尊厳を考えると
近づくことさえ出来なかった。
葬儀から帰ってきてからも
亡くなられた御霊様の立ち行きと
残されたご主人のことを夫婦で願っている。
自身は体験したことはないし想像にも及ばないが
私たちにはそれぞれに信心があるから
どうにか乗り越えられそうな気もしないでもないが
彼の御子息たちもそれぞれに独立しており
残されて一人になった彼のことを心配している。