9月17日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

それって儲かるの?

~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

飲食店・コンビニで急拡大

「間借りビジネス」でWin-Win!!

 

今回のぐっ!ジョブは、「間借りビジネス」。

居酒屋やバーの閉店時間帯に店を借りてオープンする時間限定の飲食店や、

コンビニの棚を借りて野菜や果物を売る街の青果店に注目。

借りる側と貸す側、持ちつ持たれつでコロナ禍を生き抜く、

新たな助け合いビジネスに迫る!

 


 

スパイスカレー激戦区の福岡で増えているのが「間借りカレー」。

意欲的な若手料理人たちが、居酒屋やバーの営業時間外に店を借り、

時間限定、週末限定のカレー店を次々にオープンしている。

彼らにとっては最低限の開業準備と資金で店を始めることができ、

一方の貸す側も、店の遊休時間で得る家賃が長引くコロナ禍の副収入ともなる

今回はそんな間借りカレーの人気店「セロトニン」に注目。

27歳の店主、仲道海斗さんは、2年に渡る間借り営業で資金を貯め、

マーケティングを行い、自らの店舗を開業しようとしていた!

一方、コンビニ大手のローソンにも異変が。

店内のスペースを使って地域の青果店が野菜や果物の販売を始めているのだ。

青果店はその日の朝仕入れた野菜や果物をローソンに陳列し販売してもらう。

その代わりに売り上げに応じたマージンをローソンに支払うという仕組みだ。

すでに全国のローソン600店が、近隣の青果店とタッグを組みこの取り組みを開始。

中には青果だけで1日5万円売れる店もあるという。

仕掛け人は北九州市の青果店「髙上青果」。

コロナ禍で飲食店への卸売りが激減したことを受け、

ローソンにこの話を持ち掛けた。

客層を主婦や高齢者にも広げたいローソンにとっても願ってもない話。

髙上青果は、ローソンと全国各地の青果店組合とのマッチングも買って出て、

「北九州モデル」として全国に広げたのだ。

さらにこのモデルをホームセンター「グッデイ」にも拡大。

青果業界を盛り上げようと奮闘している。
                       

出演:中島浩二、小野口奈々、土居祥平