6月11日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

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~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

まちを歩こうin福津市

地域の宝「海と古民家」が人を呼び込む!!

 

今回のぐっ!ジョブは、街ブラ企画の第2弾。

福岡県福津市のユニークなビジネス現場を歩き、

県内トップクラスの人口増加率の秘密に迫る。

「九州の湘南」と呼ばれる美しい海、

そして歴史ある街並み「津屋崎千軒」をぶらりと歩けば、

地域の魅力を生かし、人を呼び込む見事な“まちぐるみの戦略”が見えてきた!

 

福岡県福津市の福間海岸は、青く澄んだ海と、

海岸沿いのおしゃれなカフェが醸し出すリゾート感で人気のスポット。

その魅力は地元の地道な努力によるものだ。

市は、海岸に出店する業種をリゾート色あるものに限定。

参画する店側も、共同で海岸清掃やイベントを積極的に行い

「非日常感」づくりに取り組んできた。

そのうちの1社、地産地消レストラン

「ぶどうの樹」を運営する「グラノ24k」は、

リゾート化に向けた動きをさらに加速!

海岸にある自社レストランを大幅にリニューアルし、

2017年には巨大グランピング施設をオープン。

海を満喫できる福間海岸の中核拠点を目指している。
 いっぽう、海岸から一歩奥に入ると、

創業140年の酒蔵や築100年超えの古民家が集まるスポット「津屋崎千軒」が。

江戸~明治期に海上交易で栄えた街の面影を伝える、

福津市の見どころの一つだ。

しかし、所有者の高齢化で家屋の維持管理が問題化。

空き家も全体の1割に達している。

こうした古民家の保全と移住支援を兼ねた、

新たなビジネスを展開する事業者が登場した。

彼らは移住者希望者と建物のオーナーのマッチングや、

空き家での起業塾を展開。

呼び込んだ移住者たちは地域に溶け込みながら、

クラフトビール工房や、

家具や食器を自作できる木工房など、

よそにないユニークなビジネスを始めている。