5月21日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

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~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

「名店の味」や「気になるニオイ」も丸ハダカ⁉

驚きの“見える化”ビジネス最前線

 

今回のぐっ!ジョブは、「味」や「ニオイ」など、

目に見えないものを数値に置き換えるビックリ技術に注目する。

最強の「味センサー」であらゆる秘伝のスープを完全再現する食品会社や、

わずかなニオイの違いを感知し、ワインの熟成度合いから、

人の感情()までを判別できる驚きのセンサーが登場。

新たな市場を予感させる、最新の“見える化”ビジネスとは⁉

 

コンビニやスーパーでおなじみの「名店監修」と銘打たれた冷凍やチルドの食品。

“並んでも食べたいあの味”が、家庭で気軽に味わえるというのがウリ。

その“味の再現”を担うのが、国内最大手の業務用スープ製造会社「アリアケジャパン」だ。

同社は、再現を依頼された名店のサンプルを、最新の「味センサー」で徹底解析し、

甘み、うま味、苦味など8つの味に分けグラフ化。

そのデータをもとに、全国1500店以上のラーメンを食べ歩き、

味覚を鍛え上げてきた研究スタッフが味を作り上げていくという。

味を可視化する最新技術と、研ぎ澄まされた人間の味覚。

その驚きの共同作業にカメラが迫る!

 

一方、「ニオイ」で市場開拓を目指すのが、

半導体や電子部品の大手メーカー「I-PEX」だ。

同社は、物体が発するニオイ分子の重さから、「ニオイの強さ・種類」を判別するセンサーを開発。

人が嗅ぎ取れないごくわずかなニオイも判別可能で、

例えば、人がストレスを感じた際に発する「ストレス臭」から、

その人が「落ち込んでいる」、「怒っている」などの感情までわかるという。

この驚きの商品に、さまざまな業界からは大きな反響が。

エチケット製品のテスト、食品の衛生管理、牧場の臭い対策に活用したいという声のほか、

「ニオイでワインの熟成度合いを調べたい」というワイナリー、

また「ニオイで水道内のアオカビを検知したい」という水質調査機器メーカーまで登場!

ニオイの見える化が、私たちの暮らしを変え、大きなビジネスを生み出そうとしていた。

 

出演:中島浩二、小野口奈々、土居祥平