2月26日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

それって儲かるの?

~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

商圏半径500mの地域密着経営!

北九州の「ど」ローカル ドラッグストア

 

今回のぐっ!ジョブは、北九州のドラッグストアチェーン「サンキュードラッグ」に注目!

高齢化が進む狭いエリアに絞って75店を集中展開し、業績は右肩上がりの快進撃!

そこには、シニアのハートをガッチリつかむ品ぞろえと手厚いヘルスケアサービス、

そして、彼らが「本当に必要な商品」を知るための、驚きの仕掛けがあった!

 

全国の政令都市で最も高齢化率が高い北九州市。

このエリアに絞って75店を集中展開するのがサンキュードラッグだ。

売り上げはこの15年右肩上がり。

成功のカギは平野健二社長が掲げる“シニアファースト”の徹底だ。

「高齢者の生活行動は徒歩500m圏内」という独自の分析に基づき、

商圏をコンビニ並みの半径500mに絞って高密度出店。

また、杖や手押し車、グラウンドゴルフ用品など、

シニアのニーズを品ぞろえに反映している。

さらに、店の敷地内に各種病院を誘致し医療モールを設置。

「通院が日課」という高齢者が、

診察ついでに、店で食料品や日用雑貨も買ってもらう、という狙いだ。

 

特筆すべきは手厚いヘルスケアサービスだ。

自社に擁する48人の管理栄養士が、会員に対し、

個別の食事指導や健康教室を実施、

体重管理や筋力アップなどまでサポートするという。

また会員は、独自アプリで値引きサービスが受けられるほか、

「商品履歴」や「自身のアレルギー・副作用」など、

忘れがちな自身の情報まで把握可能だ。

お客の健康づくりをサポートしながら、商品ニーズを把握し、

的確な商品提案やサービス向上につなげている。

「売れ筋商品を並べるだけじゃプロではない。

小売りのプロはお客が本当に欲するものを提案する」と語る平野社長。

その挑戦にカメラが密着する。

 

出演:中島浩二、小野口奈々、土居祥平