大引け速報 「大幅続伸 利益確定売りをこなしながら高値圏でもみ合う」
本日の日経平均は、+134円の18466円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、+67円の18332円と3日続伸になりました。2000年以来の高値水準や騰落レシオが130%を超えるなど、過熱感が意識されて伸び悩みました。しかし、物色意欲に支えられる底堅い展開になり、TOPIXは後場に入ってから高値を更新し、節目の1500ポイントを回復しました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は+167円の18499円で寄り付きました。
先週末の米国市場は、主要株価指数が大幅上昇になりました。朝方は利益確定売りに押されたものの、ギリシャ支援の合意を受けて買い安心感が広がりました。NYダウ、S&P500ともに過去最高値を更新、ナスダック指数は2000年3月以来の高値を更新しました。
東京市場は、シカゴ日経先物の終値18535円にさや寄せする格好で始まりました。しかし、寄り付いてからは売り買い交錯となって日経平均は寄付き値を挟んで上下30円でもみ合っていました(結局前場を通じて30円の値幅となりました)。
投資家心理としては、高値追従買いするだけの自信を持てていない様子があるものの、先高感から利益確定を急ぐ向きも少なく、高値圏での推移が続きました。
その後も指数は売り買いが交錯して全く動きがなく、18500円を意識する展開に終始しました。
市場では、10時過ぎに東証1部の騰落レシオが144%となり、過熱感も意識されていた様子でしたが、リーマンショック前の高値を抜けたことで先高感は強く、出遅れセクターを循環的に物色する傾向も見られました。
日経平均に比べ、時価総額の大きい主力株の影響が強いTOPIXの値動きがやや重くなっていましたが、引き続き物色の中心は主力大型株であると言えます。
ただ、本日は出遅れが目立つ小型株、新興市場株への物色も見られ、一部の値動きの軽い銘柄や材料が出たところは大きく上昇している銘柄もありました。
業種別では先週買われたパルプ紙、鉱業が売られ、代わりに鉄鋼が出遅れ感から買われています。また、陸運、証券などが引き続いてなども堅調に推移しています。
個別ではユーグレナが航空機向けにバイオ燃料を精製と報じられて12%を超える上昇、雪国まいたけは米投資ファンドによるTOB提案で一時ストップ高となりました。
また、新興市場ではアクロディアがストップ高買い気配となっていました。
結局、日経平均は+148円(+0.81%)の18481円、TOPIXは+6.90P(+0.46%)の1507.23pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+154円の18487円で始まりました。前場終値をやや上回り、ましたが、伸び悩む展開が続いています。
高値圏であることにくわえて、イエレン議長の議会証言などを控え、為替が119円付近で停滞していることも上値の重さにつながっているようです。
ただ、需給状況は良好であるとの指摘が多く、大きな下押しを期待しにくい状況が続いています。
その後、上値の重さを嫌気した利益確定売りが優勢になって、日経平均はやや上げ幅を縮小する展開となりました。
午後中盤以降、東証一部では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を逆転しており、TOPIXは、特に銀行、証券、その他金融といった金融セクターに売りが出て、マイナスに転じました。
一方、日経平均はファーストリテイリングが1銘柄で50円を超える上昇寄与度となったことを筆頭に、KDDIやTDKなど指数寄与度の高い銘柄が買われてプラス圏を保っていました。
そして、日経平均は14時前に上げ幅を+70円程度まで縮小、TOPIXは-5pまで下落しましたが、引けかけては、押し目買いが優勢となって値を戻しており、相場全体の先高感の強さが出ていました。
後場に入り、株式市場の下落に伴って売買代金が大きく増加してきたところを見ると、高値警戒感や過熱感が意識されて上値を積極的に追う動きとはならなかったものの、少しでも下がれば売り方の買い戻しや押し目買いが入ってくる良好な地合いは継続しているようです。
結局、日経平均は+134円(+0.73%)の18466円、TOPIXは+2.50P(+0.17%)の1502.83pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が+0.07%、中型株指数が+0.43%、小型株指数が-0.09%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、24業種がプラス、9業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+0.37%、日経ジャスダック平均は+0.50%となりました。
■為替
1ドル=118円95-98銭、1ユーロ=135円40-44銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場、香港市場ともに休場となっています。