大引け速報 「今年最大の上げ幅 日経平均は300円を超える大幅反発」
本日の日経平均は、+312円の17108円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、+312円の17108円と大幅反発になりました。朝方から意外高で始まり、その後もスルスルと上げ幅を拡大、17000円を回復した後も先物に断続的な買いが入って売り方が踏み上げられ、結局高値圏で大引けとなりました。
特段底入れする材料が出たわけでもない中で今年最大の上げ幅となったため、昨年のサプライズ追加緩和以前の水準には戻さないといった強い買いが入ったのではないかとの見方も出ていました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は+76円の16872円で寄り付きました。
米国市場は、主要指数が4日続落になりました。朝方に発表された12月小売売上高が市場予想を下回り、個人消費の低迷が失望売りにつながりました。商品価格の下落を受けた素材関連や大手金融の決算が失望された金融関連の下落も重石になりました。
東京市場は朝方発表された12月の機械受注が予想を下回ったものの、原油安が一服していることや為替が106円割れ寸前から大きく円安に戻ったことから買い戻しを中心に反発して始まりました。
昨日は日経平均先物がナイト取引で16530円まで下落したところから大きく戻っていたこともあって、先物は買い戻しが先行ました。
前場中ごろまでの日経平均は17000円手前で上値が重くなっていましたが、前日までの2日日間で400円下落していた反動や為替が円安方向で推移していたことが支えとなって買い戻しが続いていました。
そして、10時30分ごろに17000円をつけると暫くもみ合いとなりましたが、前引けにかけて再び買いが膨らんで17000円を超えて前引けとなりました。
短期的な売り一巡感で買い戻しが出やすい状況だったこともあって、幅広い銘柄が上昇しています。東証1部では77%が値上がりとなり、規模別にみても主力大型株だけでなく小型株も大きく戻しています。
ただ売り方の買い戻しが少ない新興市場では調整が止まらず、マザーズ指数やジャスダック指数はマイナス圏での推移となっています。
結局、日経平均は+245円(+1.46%)の17041円、TOPIXは+15.21P(+1.12%)の1373.19pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+234円の17030円で始まりました。材料不足が指摘されるなか、意外な大幅上昇となりました。
後場は17000円を維持できるか注目されましたが、値動きの大半が短期投資家のポジション調整によるものであるとすれば、更に上げ幅を拡大する動きは考えにくいといった指摘も見られました。
しかし後場に入っても、日経平均は先物に断続的な買いが入ったため、大きな押し目もつけずに堅調な値動きとなりました。
日経平均は日中の売り方の踏み上げも交えて上げ幅を拡大し続け、14:37に本日の高値17141円(前日比+346円)をつけました。
市場関係者の間でも「ここまで大きく上昇する理由が分からない」といた声が多く、材料面での値動きと言うよりも、先物をはじめとした需給関係による上昇と言った印象となっています。
本日の上昇は年金の買いなども予想されますが、運用ベンチマークのJPX日経400は日経平均に比べてアンダーパフォームとなっていましたので、結局、個別株や先物への買い戻しが主な要因のようです。
物色動向では、ゴム製品が終始値上がり率トップとなり、建設、鉱業が続きました。一方一方非鉄金属、証券、鉄鋼は軟調な展開が続きましたが、特に指数が大幅上昇のなか証券セクターの下落が目立っていました。
結局、日経平均は+312円(+1.86%)の17108円、TOPIXは+18.62P(+1.37%)の1376.60pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が+1.24%、中型株指数が+1.61%、小型株指数が+1.45%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、30業種がプラス、3業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-0.57%、日経ジャスダック平均は-0.20%となりました。
■為替
1ドル=117円74-78銭、1ユーロ=138円56-60銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+2.33%、香港市場は+0.48%となっています。