大引け市況 | by ローリスク・ハイリターン投資のグッドイシュー

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■本日のまとめ

本日の日経平均は、-420円の15661円と大幅に3日続落になりました。米国株安と円安一服で買い材料に乏しく、一本調子の下落となりました。25日移動平均線や大幅上昇前のもみ合い水準など、さまざまな節目でも下げ止まらず、大引けにかけて下げが加速して、日経平均の下げ幅は400円を超えることになりました。

■午前中の動き

朝方の日経平均は-187円の15895円で寄り付きました。

昨日の米国市場はユーロ圏のPMIが弱い結果で欧州株が下落した流れや、米国内ではじめてエボラ出血熱の感染が確認されたとのリスク要因が重なって大幅続落となりました。また為替市場も利益確定でドルが売られており、米国株安、円高が弱気材料がそろいました。

幅広い銘柄に売りが先行となり、日経平均は寄り付きで心理的な節目の16000円を割り込んで始まりました。寄り付いてからすぐに下げ幅は200円を超えました。

寄り付き時点で東証一部の値下がり銘柄数は1600銘柄を超え、値上がり銘柄は2ケタにとどまる文字通りの全面安商状になりました。

ただし、日経平均の25日移動平均線(10月1日 15879円)まで急落したため、移動平均線が下値目途となって、売り一巡後はいったん下げ渋りました。

しかしながら戻りは鈍く、下げ幅を拡大しました。日経平均がいったん下げ渋った水準は25日移動平均線でしたので、あっさりと割れてしまったことから下げが加速した印象でした。

短期的には下げ過ぎではあるものの、昨晩の米国の大幅下落は上昇の続いていた米国株式市場が調整入りを示すような動きのため、安くても買いにくさにつながったようです。

10時過ぎに日経平均は15800円割れ目前まで下げ幅を拡大、TOPIXは節目の1300Pをあっさりと割みました。

反発は弱く、前場引けにかけて下げ幅を拡大、15800円を割り込む場面がありました。東証一部の約95%が値下がり、業種別指数のすべてが値下がりとなる全面安になりました。

個別材料では、コロワイドが買収する見通しと報道されたカッパHDが大幅上昇、逆行高となりました。

結局、日経平均は-266円(-1.66%)の15815円、TOPIXは-26.41P(-2.00%)の1291.80pとなりました。

■後場のまとめ

後場の日経平均は、-292円の15789円となりました。前場終値を下回り、下げ幅は300円を超えました。円相場も1ドル=109円台を割り込んでいる状況で、買い材料に乏しく、ほぼ一本調子の下げが続きました。

下げが目立つのが不動産株で、業種別株価指数の値下がりトップ、大手では住友不動産が年初来安値を更新しました。不動産は日経平均やTOPIXに対して出遅れが指摘されていましたから、出遅れ業種をさらに売る動きが国内景気の先行き不安を示していているとの指摘も見られました。

後場中ごろには、15750円程度で下げ渋る場面がありました。日経平均の15750円の水準は9月上旬にもみ合った水準で、円安が加速して年初来高値を更新するまでの上昇分を吹き飛ばした格好でした。大きく円高に振れているわけではない中でこの水準でも買いが入らないことから、先高期待の少なさが指摘されました。

25日移動平均線や大幅上昇前のもみ合い水準など、さまざまな節目でも買いが入らず、大引けにかけて再び下げが加速、日経平均の下げ幅は400円を超えることになりました。

主力銘柄の中では、昨日の取引終了後に好決算を発表した良品計画が年初来高値を更新しており、全面安の中で目立ちました。大幅下落でも好決算銘柄には買いの反応があることから、冷静さを感じる動きでした。

結局、日経平均は-420円(-2.61%)の15661円、TOPIXは-38.06p(-2.89%)の1280.15pとなりました。

■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-2.88%、中型株指数が-2.88%、小型株指数が-2.94%となりました。

■業種別動向
業種別では、33業種中、全業種がマイナスとなりました。

■新興市場
マザーズ指数は-1.95%、日経ジャスダック平均は-1.39%となりました。

■為替
1ドル=108円77-80銭、1ユーロ=137円44-46銭となっています。

■アジア市場の動き
上海市場、香港市場ともに休場となっています。