■前場のまとめ
前引けの日経平均は、-266円の15815円で終了しました。米国株の大幅下落と円安の一服が重なって売り先行で始まり、反発らしい反発もなく売り一色の展開になりました。東証一部の約95%が値下がり、業種別指数のすべてが値下がりとなる文字通りの全面安となっています。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-187円の15895円で寄り付きました。
昨日の米国市場はユーロ圏のPMIが弱い結果で欧州株が下落した流れや、米国内ではじめてエボラ出血熱の感染が確認されたとのリスク要因が重なって大幅続落となりました。また為替市場も利益確定でドルが売られており、米国株安、円高が弱気材料がそろいました。
幅広い銘柄に売りが先行となり、日経平均は寄り付きで心理的な節目の16000円を割り込んで始まりました。寄り付いてからすぐに下げ幅は200円を超えました。
寄り付き時点で東証一部の値下がり銘柄数は1600銘柄を超え、値上がり銘柄は2ケタにとどまる文字通りの全面安商状になりました。
ただし、日経平均の25日移動平均線(10月1日 15879円)まで急落したため、移動平均線が下値目途となって、売り一巡後はいったん下げ渋りました。
しかしながら戻りは鈍く、下げ幅を拡大しました。日経平均がいったん下げ渋った水準は25日移動平均線でしたので、あっさりと割れてしまったことから下げが加速した印象でした。
短期的には下げ過ぎではあるものの、昨晩の米国の大幅下落は上昇の続いていた米国株式市場が調整入りを示すような動きのため、安くても買いにくさにつながったようです。
10時過ぎに日経平均は15800円割れ目前まで下げ幅を拡大、TOPIXは節目の1300Pをあっさりと割みました。
反発は弱く、前場引けにかけて下げ幅を拡大、15800円を割り込む場面がありました。東証一部の約95%が値下がり、業種別指数のすべてが値下がりとなる全面安になりました。
個別材料では、コロワイドが買収する見通しと報道されたカッパHDが大幅上昇、逆行高となりました。
結局、日経平均は-266円(-1.66%)の15815円、TOPIXは-26.41P(-2.00%)の1291.80pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-2.09%、中型株指数が-1.82%、小型株指数が-2.06%となりました。
■業種別動向
業種別では、全33業種のうち、全業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-1.04%、日経ジャスダック平均は-1.00%となりました。
■為替市場
1ドル=108円77-80銭、1ユーロ=137円43-46銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場、香港市場ともに休場となっています。