こんにちは。

 

小夜子です。

 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。

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前回のお話はこちら

 

 

 

 

 

以前、夫が私とセックスが出来ないので人工授精で3人子どもを授かった事を告白したら

 

「よその女の人を見ながら出した精子で妊娠するなんてかわいそう・・」という内容のコメントを頂いたことがあります。

 

 

 

・・・実は ちょっと傷付いたんですよね。

 

 

 

 

自分の中でとっくに昇華出来ていることではあるのですが、

少しだけ胸の奥が痛みました。

 

 

 

 

 

でも、その気持ちもわかるんです。

 

 

 

 

妻だけEDが原因で人工授精するって。。。

可哀そうって思われても仕方がないなって・・

 

 

自分でもわかります。

 

 

だって、妻がお願いしたってセックスできないのに

よその女の人を見ながらだったら出来るんですよね。

 

 

憐れですよね。

 

 

 

でも、これだけは言いたいです。

 

 

人工授精ってそもそも夫がソロで出した精子がないと出来ないものなんです。

 

それがないことには始まらない。

 

 

中には夫婦一緒の空間で手伝ってあげる形で精子を採取するご夫婦もいるのかもしれないですがおそらく稀。

多くの場合は夫が一人で採取したものを持って行きます。

 

 

 

その間にAVを見てるのか何をツールにしているのかはわかりませんが、

 

過程を言い出したらキリがない。

 

 

 

 

自然ではなかなかできず、人工授精に進んでから授かれた人だって世の中にはたくさんいらっしゃいますし、

いろんな事情を抱えた上で人工授精で生まれてきた子ども達もたくさんいます。

 

 

 

そしてもれなく、

わが家と同じように家で採取したり、病院で採取したり(病室にAVを見れるお部屋があります)

要するに「よその女の人を見ながら」

 

医療の力を借りて生まれてきた子ども達です。

 

 

 

ではその選択をした妻たちが可哀そうか?

よその女の人に興奮した精子で出来た子ども達が可哀そうか?と聞かれると・・

 

NOですよね。

 

 

 

愛し合ってセックスして生まれてきた子ども達と、

医療の力を借りて生まれてきた子ども達と、「作られた過程」で何かが違うとは思えません。

 

 

 

どんな過程を踏んで生まれてきたとしても

大切な命には変わりはありません

 

 

 

 

私自身も「私のことを少しでも思い浮かべてくれてたらいいなぁ・・・」と言う気持ちは抱えていたので

「可哀そうな妻」認定が理解できる部分もあります。

 

 

しかし、当事者が自分のことを可哀そうと思うのと、

周りの人が「可哀そう」と認定するのとは話が別。

 

 

 

ある時、このモヤモヤを友人に話した時に返ってきた言葉でふと力が抜けました。

 

 

 

 

友人:「そんなの実際にセックスしてたって目の前の相手を考えてないことだってよくあると思うよ」

 

・・・・!

 

 

友人:「夫としていると思ったら生理的似受け付けないので、

好きな芸能人を思い浮かべて「私は今○○としてるんだ!」と思いこませて頑張ってる妻だっていると思うよ。」

 

 

たしかに・・(笑)!

いるかも・・・!

 

 

実際いるかどうかは別として、最中に別の人のことを考えながらすることと、

AVを見てひとりで精子を出すことと、

過程はそう変わらないのかも・・

 

と思ったら

 

 

 

あの時チクりと刺さったトゲがスッと抜けた気がしました。