こんにちは。
小夜子です。
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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。
新婚からずっとセックスレス。
気づけば干支一周回ってました。
私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。
本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。
「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
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前回のお話はこちら
いよいよ採取する日がやってきました。
出勤前に夜明けさんに取り組んでもらいます。
わたしは容器と説明書を渡して家を出ていきました。
こういう場合、妻はどのようにしていれば良いのかわからなかったですが、
同じ家の中にいて待機しておくのも気まずかったんですよね・・。
夜明けさんがどのようにして採取するのかはわかりません。
何かを見るのか、それとも想像の世界で頑張るのか、どうやってするのかは私も深くは聞きませんでしたし夜明けさんも聞かれたがりませんでした。
わたしは家の近所を散歩して待つことにしました。
諸々含めて1時間ぐらいかかるのかなぁ~~と思っていたら、
すぐに電話がかかってきました。
「終わったよ」
・・・・え!!!
も・・もう!!?
はやーーーっ!!!
びっくりするぐらい速くて驚きました(笑)
こ・・こんなに早く終わるんだ・・・。
拍子抜けしたような気分でした。
茶色い封筒に入れられた容器を受け取り(中身は見ませんでした)ました。
数日前に降った雪の残る寒い日でした。
(実は昨日までの記事のイラストがすべて半袖になっているのですが、
書いてるのが真夏なもので今の季節に引っ張られて自然と半袖になってしまっていました(笑)
実際には冬の雪国の寒い時期の話でした)
寒い朝に夫の出した精子を抱えて病院に向かう私。
冷えるとよくないと聞いたので、べつに包まなくてもいいのですがなんとなくタオルで包みました。
揺らしてもいけないような気がして(笑)
大事に上着の中に入れて持って行ったことを覚えています。
そっか~・・・。
こんなに早く終わるんだな~~・・・。
これは一体どうやって採取されたものなんだろう・・。
AVとか見たのかな~~。
どの部屋でしたのかな~~。
どういう気分でしたのかな~~。
少しでも私のことを思い出したりしてくれたのかな~。
これを渡す時どういう気持ちだったのかな~。
考えても答えは分かりません。
どれほどイメージしようとしてもイメージがわきません。
ただ・・少しだけでも私のことを思いながらしてくれたらいいなぁ・・・。
辛い時ほど笑ってしまう癖のある私は
ヘラヘラしながら 受付で茶封筒を渡し、
(一般の受付で渡すとまるわかりなので二階のいつもと違う受付に案内されました)
順番が回ってくるのを
静かに待っていました。
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