「ロシア語」(ラテン文字転写)「村山七郎訳」『ごんざ訳』
「железникъ」(zheleznik') 「鉄商人」 『くろがねうるふと』
みだし語は「желез」(zhelez)(鉄)(steelではなくiron)に、人か物をあらわす接辞「ник」(nik)がついている。
ごんざは「ник」(nik)が(人)であると判断して『くろがねうるふと』という訳語をかいた。
18世紀のロシアに(鍛冶屋)ではない「鉄商人」という職業があったんだろうか。
岩波ロシア語辞典 「железняк 1鉄鉱。」
「ник」(nik)は(人)ではなく(物)で、みだし語は鉄鉱石だとおもう。