私がブログを始めたのは2013年の5月で初投稿は『やっぱり磯釣りがしたい』でした。
2012年の7月に膀胱癌発覚で10月に膀胱全摘をすることが決定したもののオペ室の順番待ちの間進行させないためにと入院しながらで術前の抗がん剤を2クールやりました・・・・
手術も順調にいき11月下旬には退院許可も出て自宅で療養してましたが年が明けた1月からはやっぱり磯に立ちたくて一から買い揃えた釣り道具を持って磯釣りを再開してました。
たとえストーマ装着者になっても手術前となんら変わることなく磯釣りも楽しむことが出来ることが嬉しくてそんな喜びを発信したくて書き始めたブログでしたが
元々が膀胱癌闘病の記録から始めたブログですから繋がりのご縁をいただいた方達も癌の部位こそ違うもののご自身が闘病中の方が多く居られました。
一番最初にフォローさせていただいたのは私より少し早く膀胱全摘をされてたたかみちさんでしたがこの方にはいろいろ教えていただきながらコメントをしたりもらったりでリアルでも二度もお会いすることが出来ました。
そんな病気繋がりのブログですから11年の間にはある日突然更新がされなくなったりで今はもう帰らぬ人となってしまわれた方も。
その間そんな悲しいことが嫌になりいっそのこともうブログは辞めてしまおうと思ったりしたこともあります。
それでもどうにか続けてきたのは同じように病気と闘っておられる方の更新の記事を読ませて頂いたり、辛い時しんどい時にコメントのやりとりでお互い励まし合ったりすることが出来るから自分が声をかけてもらって嬉しいことは多分その人にとっても力になるに違いないと思えるから
今日もお気に入り一覧の中に北九州在住でご自身何度もの癌を経験され乗り越えながら今も胃肝がんでキイトルーダの副作用と闘っておられる方が近況報告と題して更新された記事を嬉しく拝見させていただきました。
たかみちさんも膀胱癌からの尿管がん転移でキイトルーダからバドセブ、パペンチオ、ドセキタキセルと薬を変えながらも副作用に耐え大好きなゴルフを奥様と一緒に楽しまれています。
そんな嬉しい記事に接することが出来るからこそ続けることが出来るのだと思います。
つらい経験をした人こそ他人にやさしく出来る・・・・日本中がそんな優しい人達で溢れ自分たちのことよりも国民を第一に考える政治家ばっかりになればいいのに