<Stage-3> episode-54 合不合第5回テスト | 受験勉強をパパが論理的に考えるブログ です(6年からの中学受験+東大へ/高校受験も対応済)※東大生家庭教師/受験コンサルティング募集中

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パパが仕事のノリで受験勉強について課題抽出・分析・改善方策を行い、受験勉強に参戦した際の気付きを書いていくブログです。
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この前、第4回が終わったばかりかと思えば、もう第5回ですね。実質、最後の合不合です。塾の模試で受験先を決めてはいけません。補助材料になると思いますが、過去問の出来で決めた方がよろしいかと思います、というお話です。

 

で、今年のお子さんの第5回目結果は、フラットか、ちょと偏差値下降気味です滝汗滝汗滝汗。で、滝汗の顔で終わってはいけません。どんな状況でも、しっかり分析をして、手を打ってかないといけません真顔。特に中学受験は、右も左もわからない小学生の競争です。不安になる前に指示を出していきましょう真顔真顔真顔

 

で、大切なのは、なぜ偏差値が上がらなかったか、という所をしっかり考えて、次の手を打てるかです。で、私なりに少し考えて見たので、今後の方も含めて参考になればと思います。

 

①応用力不足

 これは、このブログの場合が特にそうですが、ギリギリまで基礎知識を増やす事に注力をしてもらいますので、どうしても、知識はあるのに解けない問題が出てきます。9月ぐらいから、過去問演習に注力してきたお子さんの方が、取りこぼしが少ないのは事実です。ただ、基礎知識が偏差値55の状態から過去問演習をおこなっても、行きつく先は良くて偏差値58ぐらいです。であるのであれば、偏差値65の知識を付けてから、短期で応用力を上げた方が、最終的な偏差値の到達点のポテンシャルが違うと思っています。少し言い方が難しいですが、11月の段階で知識偏差値55の知識での模試偏差値58と、知識偏差値65の知識での模試偏差値55は、後者の方が2か月後の本番では大分上を行けると思っています。この考えができるのは、教科数が少なくや範囲が狭い中学受験ならではだと思います。
 

②子供学力の把握ミス

子供にわかってる?覚えた?と聞くと、だいたい「大丈夫」と返ってきます。ただ、その大丈夫の定義が子供によって違うのです。その違いがそのまま偏差値につながっているのですが、大丈夫の意味を取り違えていると、「勉強しているのにおかしいな~」となってしまいます。ただ、私の場合は、大丈夫の意味を取り違えていてもリカバリーが利くように勉強量でカバーしていただくのでそうはならないと思いますが、小学生のあるあるですので注意されるとよろしいかと。(中学生もあるあるですが、それはまた後日滝汗。)

 

この時期の偏差値に影響しそうな項目はもう少しありますが、大きいのはこの二つでしょう。で、一つ気を付けてほしいのは偏差値の扱い方です。今回のテストを見て、この問題で実力が正しく計れるのかという感じをいくつか受けています。もちろん、問題は全員に同じなので、偏差値が高い低いは学力差を表していることに間違いはないのですが、偏差値がそのまま過去問の点数にリンクしているかというと、そうならない場合が多いです。60~65の偏差値帯の学校は、特に問題の難易度の差が激しく、偏差値55の子でも基礎知識がしっかりしていれば学校によってこの時期でも合格点をしっかりとってきたりしますので、模試の偏差値は参考に、過去問の出来で受験校を判断されるとよろしいかと思います。偏差値に惑わされず、試験本番のその子の実力見抜くことが、お父さんお母さんに求められる技術で、それを可能にするのがテストの見直しの仕方になります(大昔書きましたが、やり方間違えると時間の無駄になるので、今は非公開です、すいません)。 この1か月ちょっと(願書出すまで)が、本当の勝負ですので、これからやることがテストの点数につながるロジック(理論)をもって、お子さんに指示を出していきましょう。(もちろん偏差値通りの子もいますが、そういう場合は「あきらめなさいえー」とはっきり言います。でも、そういう子に出会ったことが無いので、まだまだこれからです真顔。)

 

親御さんは、偏差値で一喜一憂しないことが大切ですね。それなりに勉強しているのであれば、真の偏差値ってそう大きくは変わりません。いきなり上がったとかさがったとか、それはたまたまです。他のお子さんより濃い勉強ができていれば問題が無く、真の実力をしっかり読み取っていきましょう。

 

子供には、「出来ることを精一杯やりなさい。それでだめなら仕方なし。前進あるのみ。」ですね。ちなみに高校生(ももたろう)にもなると、返ってくる言葉は「一生懸命?。結果出せばいいんでしょ。大丈夫、大丈夫。ちゅー」と、まったくもって可愛げが無いムキー。間違ってはいないので何とも言えませんが、精一杯とかきれいごとがまかり通るのは今だけです。

 

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