第五話 〜降臨、仮組み完全体!立ちはだかる二者択一とやっちまったの悲劇〜
● 前回のあらすじ
前回のクラフト戦線において、大物兵装「ナイトマスターソード」の精神的疲疲(MP全損)から奇跡の復活(Critical Recovery)を遂げた男、ごんすけ。
次なる標的は、もう一つの大物オプション「M.S.G エクスアーマーE ブラックVer.」。
前回の「組んだら見えなくなる場所を血眼で磨き倒す」という不条理な大失態を猛省した男は、最初から腹をくくり、外からバッチリ見えるクリアレッドの重要ゲートたちを静かに、そして淡々と処理していった。
装甲の裏側にぎっしりと刻まれたメカニカルなトラスフレーム。
「ここ、ガンメタで塗ったら絶対かっこいいぞ……」
湧き上がる内なる誘惑、あるいは「脳内セカンドシーズン(全塗装プラン)」の囁きを必死に抑え込み、男はただひたすらにパズルを噛み合わせていく。
そしてついに、漆黒の装甲の中でクリアレッドのセンサーが静かに主張する、工芸品のごときエクスアーマーEが単体完成を遂げた!
お膳立てはすべて整った。二大追加兵装を完全に掌握した男が、ついに今、メインディッシュの幕を開ける――!
はいどうも、ごんすけです。
前回までに、大物オプションパーツ2種の組み立てが無事に終わったわけですが……今回は塗装に入る前に、一度これらを本体に軽く合わせてみようと思います!
ぶっつけ本番で塗装して、いざ組む時に「パーツ同士が干渉してガリッ……」と塗装が剥がれたら悲惨なことになりそうですからね。
事前のフィッティング、超大事です(フリじゃないですよ!)。
● ヘッドギア:センサー部のワンポイント改造
と、その前に、どうしても気になっていたヘッドギアのセンサー部に手を加えることにしました。


最初は手軽にラピーテープでも貼って済まそうと思ったのですが、よく見たらここ、しっかりとした「凸モールド」になっているんですよね。
このサイズを綺麗に塗り分けるのは至難の業ですし、せっかくなので別パーツ化してクオリティアップを狙います!

まずは、元からあった凸モールドをデザインナイフとヤスリで綺麗に削り落とし、平らに均します。
続いて、ジャンクパーツの山から適当な「クリアパーツのランナーの切れ端」を召喚。これを0.3mm厚くらいになるまで、指の感覚がなくなるくらいひたすら削り込んでいきます。

最後に慎重に切り出して……センサー用クリアパーツの完成です!
ちっこ!!(笑)
でも、このちっぽけなこだわりが、最終的な完成度を化けさせるハズです。
● 頼れる足元!アクションベース7の導入

今回、キットに付属している台座だと、大物兵装を支えるにはちょっと物足りなさを感じていました。 そこで用意したのが、バンダイの「アクションベース7」です。
こちらは1パッケージに2個入りというお得仕様。今回はひとまず、フィッティング用に1個だけサクッと組み立ててみました。

さっそくアーキテクト本体を装着! うん、保持力も安定感も抜群。これでどれだけ重い武器を持たせても安心です。
● ナイトマスターソード:圧倒的ボリュームと組み換えギミック
お次は、第3話で血反吐を吐きながらクリアパーツを磨き倒した「ナイトマスターソード」のフィッティングです。
この武器、とにかく色々な組み換えができるギミックの塊なんですよね。ジョイントパーツもたくさん付属しています。


まずはシールドから。
一応、持ち手で保持することもできるみたいですが、いかんせん重量がありすぎて手首が悲鳴を上げています。ここは安全策をとって、付属のジョイントパーツを使い「前腕部」にガッチリと固定。手で持たせるよりも遥かに安定しました。

そして、男のロマン溢れる大剣モード!


さすがに重量級だけあって、構えさせるだけで凄まじい迫力!台座(アクションベース)がここで大いに大活躍してくれています。


さらに、マウントパーツを使えば背中など、全身のさまざまな場所に背負わせることも可能です。

ほかにも、さらに凶悪なシルエットに変化する「?モード」や、両腕に装備する「トンファーブレード」など、プレイバリューが本当に高い!

……が、ここで私の中の「めんどくさいこだわり」が顔を出します。
私の中でのトンファーといえば、「逆手に持って、刃(あるいは棍棒部)を肘に沿わせるスタイル」が絶対の正義、至高のポーズなのです。
が、できない……!!!
このキット、グリップの角度とアーキテクト本体の手首の可動範囲の都合上、その「理想の逆手持ち」がどうしても再現できない構造になっているんですよ。
いや、頑張れば(例えば順手で持たせてから手首を180°ひっくり返す等の超魔改造ポーズをとらせれば)可能かもしれませんが、見た目気持ち悪いメカならアリ…か?
妙なところに強いこだわりを持っている男、ごんすけ。理想のポーズが決まらず、しばしコトブキヤの洗礼に頭を抱えます。
「……まぁ、二刀流っぽく普通に構えさせても、それはそれでめちゃくちゃカッコいいからアリか!」
と、最終的には大満足。結果オーライです。
ここでちょっと気になったのが、クリアパーツの接合部。
うーん、やっぱり目立つなぁ……。ここも後で塗っちゃいましょうかね。
● 当然のようにやらかす
……と、楽しくポージングを変えながらフィッティングを堪能していた、その時でした。
「パキッ」
静かな部屋に、モデラーが最も恐れるあの音が響き渡りました。
「やっちまった……(笑)」
可動部でもなんでもない、ただのパーツ同士のハメ合わせ。塗装に向けて一度バラそうと力を込めた瞬間、ダボ軸が見事に折れました。
組んだ時点で「なんかここ、妙にキツいなぁ、堅いなぁ」と薄々思っていたのですが、案の定ですよ。仮組みの段階でダボを斜めにカットしておくべきでした。私の学習能力は一体どこへ……。
まぁ、どうせ後で接着しちゃう場所なので、致命傷ではありません。セーフ、セーフ!
● エクスアーマーE:漆黒のマルチアーマー
続いて、第4話で組み立てた「エクスアーマーE」を合わせていきます。
こちらもパーツが結構細かくバラバラになる構造で、自由な組み換えが楽しめそうなポテンシャルを秘めています。
さっそくアーキテクトの腰回りに装着!……うむ。かっこいい。かっこいいのですが。
やっぱり、こっちもクリアパーツの接合部(ハメ合わせのピン)が透けて見えて、妙に気になります。
かと言って、ここを裏から塗っちゃったら、せっかくのクリアパーツの意味がなくなっちゃいますよね?
マジでどうすっかな……。塗装直前になって、また新たな悩みのタネが生まれてしまいました。
● 降臨!ナイトマスターアーキテクト(仮)
色々ありましたが、すべての追加兵装を盛り付けた「仮組み完全体」がここに降臨! 嬉しくなって、何枚か記念撮影をパシャリ。

黒いアーキテクト本体に、漆黒の装甲と大剣、あるいはクリアレッドのアクセント……。
自分で言うのもアレですが、手に入らない幻のキット(当時)「ナイトマスター アーキテクト」の覇気を、自力でしっかりとリビルドできている気がします!めちゃくちゃモチベーションが上がってきました。
形状のフィッティングも終わり、大満足のごんすけ。 しかし!男の前には、未だ解決せぬ「クリアパーツのピン透け問題」が重くのしかかる……!!
裏から塗ればクリア感が死に、塗らねばハメ合わせのピンが不格好に主張を続けるという究極の二者択一! さらに、一歩間違えればパーツが爆砕する塗装工程が、すぐそこまで迫っているのだ……!
果たしてごんすけは、この美しきクリアレッドの輝きを守り抜くことができるのか!? それとも、再び「やっちまった(笑)」の悲劇が幕を開けるのか!?
一体、どうなってしまうのか!!?
次回、いよいよ運命の本格塗装工程へ突入! 絶対にお見逃しなく!!
…はい、というわけで今回はここまで。次回をお楽しみに^^)ノシ













