クライアントを受容することが大切
これはカウンセリングを学び始めると、
必ず耳にする言葉ですよね。
けれど実際には、
こんな疑問を感じたことはありませんか?
「人間なんだから、受容できないときもあるのでは…?」
もしそう感じているなら、
とても大切なポイントに触れています。
実は、ここには
受容の誤解があるのです。
多くの方が、
受容とは
「同感すること」
「正しいと認めること」
だと思っています。
でも本来の受容とは違います。
セラピストに求められる受容とは、
「相手の見ている世界で物事を見ること」です。
つまり、
自分の価値観で判断するのではなく、
クライアントの価値観・世界観の中に入り、
そこから一緒に物を見る姿勢のこと。
これは“感情”ではなく
“構え(スタンス)”です。
だから本来は、
「できる・できない」
という問題ではないのです。
それは、あなたの中で
強い感情反応が起きているときです。
例えば、
相手の話を聞いたときに
「それは違う」
「そんなはずはない」
と強く思ってしまう瞬間。
このとき何が起きているかというと、
あなた自身の中にある
未解決のテーマが刺激されています。
人は、自分の心の傷や価値観に触れると
一気に自分の世界に引き戻されてしまいます。
すると、相手の世界で物を見ることができなくなる。
これが「受容できない状態」の正体です。
ここで大切なのは、
自分を責めないことです。
受容できなかった
=ダメなセラピスト
ではありません。
むしろ大事なのは、
「あ、今自分は受容できていないな」
と気づくこと。
そして、
「何に反応しているんだろう?」
と自分の内側に目を向けることです。
この自己洞察こそが、
セラピストとしての成長を大きく進めます。
受容とは、
テクニックではなく“在り方”です。
そしてその在り方は、
自分自身の理解を深めていく中で育っていきます。
「受容できない瞬間」は、
実はあなたが成長するための大切な入り口。
その視点で、ぜひこのテーマを深く理解してみてください。
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