もうすぐ父の日ですね。
そこで、思い出したことがあります。
1年前の今頃に、ネットショッピングで経験した衝撃的な出来事です。
あの頃は、びっくりしすぎて
身の回りの人にしか言わなかったのですが
またこの季節がやってきて
もしかしたら同じような経験をされる方がいるかも？と思い書いておこうと思います。
私は自分用の
ワイヤレスイヤホンを買おうとしていました。
目当てはApple社の
AirPods Proという製品でした。
当時、前世代のAirPodsを既に使っていたのですが、
紛失してしまい、不便さに耐えきれず、買いなおそうとしました。
そこで何気なく
ネットで検索しました。
すると某大手ショッピングモール内の複数のストアでApple社のAirPods Proが定価より2割程度安く売られていました。
どのストアもほぼ同じ価格だったことと、
「父の日限定」などの表示が似ぎ去っていたことから、私はすっかりそれが今のこの製品の相場価格なのだと信じてしまいました。
１つのストアから購入したAirPods Proは、翌日すぐに届きました。
早速開封して私のiPhoneに接続してみました。
ところが、マイク機能が全く使えません。
iPhonに表示されたイヤホンの保証情報を見ると、2年間の保証がついていました。
「あれ？保証オプションに入った覚えはないんだけど、元からつけてくれているんだ？」
と思いました。
とりあえずストアにマイクが不良の旨を連絡すると
すぐに返信が来て返品・交換に応じるとのこと。
その際交換を希望していた私は
交換品にも2年保証がついているのか？と確認をしたら
「それは保証できません」との返事。
それなら、既にこの製品についているメーカー保証を使って、Apple社に修理もしくは好感してもらった方がいいのでは？と思い電話をしました。
電話で保証番号を伝えると、
「確かに保証加入しているので、窓口お持ち込みください」と最寄りの窓口の予約を取ってくれました。
窓口は混んでいるとのことでしたが、
運よく1時間後の予約ならば空きがある（それを逃すと2日後）とのことで、
すぐに最寄り駅前の窓口に持ち込みました。
担当の方は、私が持参した箱から製品を取り出し、
一通り眺めた後に
「動作確認をしてまいりますので少々お待ちください」と奥に引っ込みました。
待つこと10分弱、
戻ってきた担当者は、私にこう告げました。
お客様、大変申し上げにくいことなのですが
はい？
こちらは当社の製品ではございません。
ですので修理も交換もこちらではお受けすることが出来ません。
え？偽物ということですか？
残念ながら、そういうことになります。
呆然とする私に気の毒そうに担当者は続け言いました。
失礼ですが、どちらでお求めになりましたか？
〇〇ショッピング内のストアです。
そうですか・・・。
定価より安かったのではありませんか？
はい2割ほど。
でも3万円以上したのに、そんなことってあるんですか？
と思わず驚きと困惑を吐露した私に
ネットサイトではそんなことだらけですよ。
今年に入って、こういったものは非常に増えているんです。
ただこれまではもう少し見た目にも偽物とわかるものが多かったです。
こちらは箱も本体も非常にそっくりで
パッと見には区別がつきません。
あ！
でも、じゃあ、この保証情報は何なんですか？
私のスマホに表示されている。
これがあるから、この窓口の予約も受け付けて頂けたんですよ。
それは、ただ実在の保証情報をコピーしているだけですから、何の役にも立ちません。
・・・・
狐につままれたような気分とはまさにこのこと！
私は呆然と店の外に出ました。
よく考えてみれば、
今までApple製品をいくつも購入しましたが、
全てApple Storeか大手家電量販店で購入していました。
なぜ今回はAppleオンライン以外のネットショッピングを利用したのか？
自問自答しました。
コロナ災を経て、電化製品などもネット所ピングを利用する機会が増えたことと、
あとはやはり価格が2割と言えど安かったことが理由でしょう。
よく調べればApple製品がそんなに値引きされることはないということも
わかるのですが、久しぶりの購入かつ、先にも述べましたが、
複数の異なる名前のストアいで似たような価格で出されていたために、
そういうものだとうっかり信じてしまったのだと思います。
「勉強代と思ってあきらめよう」
と一度は思いました。
でも思いなおしました。
ストアには「2年間保証は保証できない」と言われた後、まだ返事をしていなかったのです。
そこで、すぐに、
「やはり交換ではなく返品したい」と連絡入れました。
すると、返送先の住所がすぐに送られてきたので、
その日のうちに宅配便着払いで送りました。
おかしなことにストアからは
翌朝の営業時間開始後すぐに返金処理がされました。
まだ私が返送した商品は届いていないタイミングです。
筒うならば、返送した商品を検品したのちにしか返金はされないはずです。
私はここで得心しました。
「ああ、このストアは、偽物とわかって販売していて、
返品・交換を求めてきた顧客には速やかに応じることでクレームを防ぎ、
気づかずに騙されている顧客からの利益で成り立っているのだな」
私も、もしマイクが完全に動作しないということがなければ、
例えば、ちょっと調子が悪い程度だったら、様子を見て使い続けてしまったかもしれません。
そうこうしているうちに、ストアへの返品期限が切れてしまうでしょう。
取引はキャンセルされて全額返金されたので、もうストアに評価をつけることはできなくなったため、
ショッピングモールの方には報告をしておきました。
この出来事はとても勉強になりました。
事前に調べたストアは評価も決して悪くなかったし、
届いた製品も本物そっくりで、とても見分けることは不可能でした。
今回は、たまたま気づいて、全額返金されましたが、
行動を変えなければ、また同じ目に遭うことは避けられません。
となれば、やはり正規のお店で購入することを徹底するしかありません。
これは何にでも当てはまるというよりは、
偽物が出回るような類の商品にかんして言えることとは思います。
今年も同じようなことが行われているのかもしれません。
皆様、どうぞお気を付けください。
LINE公式始めました。
友達追加してくださった方に、
【経験ゼロでもお客様に選ばれるセラピストになる方法】の動画セミナーをプレゼントしています。
よかったら登録して受け取ってくださいね
