心理学を学んだのに苦しくなったという人がいる理由 | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 

 

今日は「心理学を学んだのに苦しくなったという人がいる理由」についてお話します。


これは「心理学を学ぶと楽になる理由」という記事の続編のような位置づけですので、
そちらをまだお読みでない方は

先に下記をお読みください。

右矢印心理学を学ぶと楽になる理由

 

 

 

さて、「心理学を学んで楽になった」という声を多数聴くと同時にたまにですが

「心理学を学んだのに楽にならずにかえって苦しくなった」

という人を見かけることがあります。

あるいは、いったん楽になったのだけれど

その後に苦しくなった

というように一人の人が両方を経験することもあるようです。


前の記事(心理学を学ぶと楽になる理由)では

心理学を学ぶことによって、理解できなかった心が理解できるようになって安心することが

楽になる理由だと述べました。


では楽にならずに苦しくなった人は

心理学を学んでも心が理解できなかったのでしょうか?


そうではありません。



学ぶ前には理解できなかった心の動きを、
理解できるようになったところまでは、たぶん同じです。
 

違うのはその後。

どういうことか?

理解できなかった心が理解できるようになって安心すると言っても、
それによって元々悩んでいた症状が

瞬時に消えるわけではありません。

 

例えば、ある人に

無性にイライラしてたまらない!

という悩みがあったとします。

 

 

サムネイル
 

どうして私はこの人にこんなにもイライラするのだろう???

 

心理学を学ぶことは

 

この「どうして?」に答えをくれます。


するとそれだけで、
自分でも気づかなかった心の動きを知って、
イライラの理由がわかります。

わかるだけでホッとする心理については、
先に述べたとおりですが、

ここで注意したいのは、
だからと言って瞬時にイライラという感情が

消えるわけではないということです。

 

この時、このイライラに
「なるほど!

そういうわけでイラついていたのか・・・。

であればそれは当然のことだな。」
と思えると、楽になります。


一方、苦しくなる人は

ここから真逆に行きます。
 


「なるほど!

そういうわけでイラついていたのか・・・

であれば、それは私の事情なのだから、イライラするのは間違いだ。

イライラしてはいけない。」

 


こうなると、感情を押さえつけることになり

苦しくなります。




つまり、心理学の知識を自分の感情を受容する方向に用いれば楽になるし、
押さえつける方向に用いれば苦しくなります。


学んだことをどう使うか?

が分かれ道ですね。
 

 

サムネイル

私も講座では、ここのところ
誤解が生じないように

よくよくお伝えするようにしています。

 

 

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今日も最後までお読みくださってありがとうございました。