今日は「依存と自立」についてお話します。
さて、いきなり本題です。
あなたは
「依存的な人」と聞いて
どんな人を思い浮かべますか?
- 人に頼ってばかりいる人?
- 自分では何もやろうとしない人?
では反対に
「自立した人」とはどんな人でしょうか?
- 人に頼らない人?
- 自分で何でもできる人?
多くの方が、こんなイメージを持つのではないでしょうか。
何でも人に頼らず、すべて自分でやろうとする人は、依存?自立?
「それは自立している人でしょう」
と思いましたか?
そう思うのは
とても自然なことです。
実は、私自身も以前はそう考えていました。
ですが、カウンセリングの現場で多くの方と関わる中で、この考えは大きく変わりました。
結論からお伝えします。
何でも一人でやろうとする人は、必ずしも自立しているわけではありません。
むしろ高い確率で、
「人に頼らない」のではなく
「人に頼れない」状態にあることが多いのです。
このタイプの方は、
・人に頼ることに強い抵抗がある
・助けを求めることを避けている
という特徴があります。
そして心の深いところでは、
「本当は頼りたいのに、それを我慢している」
という状態が起きています。
その結果、
・普段は頑張っているのに、急に何もかも投げ出してしまう
・ある場面では極端に依存的になる
といったことが起こります。
つまり、
自力100% or 他力100%
という、極端なバランスになりやすいのです。
まるでオセロが一瞬で反転するように、
・やるときは全部一人で抱え込む
・無理になると全部人に委ねる
という状態です。
本来の意味で自立している人であれば、
・必要な場面では人に頼り
・自分が担うべき責任は引き受ける
という、柔軟なバランスが取れています。
実は、以前の私もそうでした。
「ちゃんと自分でやっている」
と思っていたけれど、
振り返ると、
“頼れない自分”を抱えていたのです。
そしてこの状態にいる間は、
自分ではなかなか気づけません。
ビジョン心理学では、これを
「偽りの自立」と呼びます。
自分の中にある
・頼りたい気持ち
・甘えたい気持ち
・助けてほしい気持ち
に気づいてあげること。
そして、それを否定せず、
思いやりを向けてあげることです。
このプロセスを通して少しずつ
「人に頼ること」が自然にできるようになっていきます。
私が考える本当の自立とは、
何でも一人でできる人ではありません。
必要な助けを人から受け取りながら、
自分の人生に責任を持って行動できる人
です。
言い換えるなら、
「人に頼ることも含めて、自分で自分を助けられる人」
とも言えるでしょう。
自力と他力は
0か100ではありません。
いつも混ざり合いながら、
人生はつくられています。
それは、自分と他者との
“共同創造”です。
私自身、心理学やセラピーを学び、
さまざまな経験を重ねる中で、
ようやくこの意味での自立に近づけたと感じています。
もし今、
「自分は自立できていないかもしれない」
そう感じている方がいたら、伝えたいことがあります。
何歳からでも、遅すぎることはありません。
気づいたその瞬間から、
自立への一歩はすでに始まっています。
「本当は頼りたいのに、頼れない」
そんな自分を終わりにしたい方へ。
一人で頑張る人生から抜け出すサポートをしています。
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