いけないことは何もない | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

自分のためにお花を買いました。

このところ、お花を頂く機会が多かったのですが、
 
すっかりお花に囲まれる生活が自然になり、
お花がなくなると寂しくなって(笑)
 
お花屋さんで目にとまった
一番気に入ったアレンジメントを自分のためにために購入しました。
とても幸せな気分です。
 
 
さて、
セラピーなどでお話を聞いていると
 
「変わらないといけない、と思うのですが」
 
「○○と考えちゃいけない、と思うのですが」
 
「手放さなきゃいけない、と思うのですが」
 
など、
 
「〜ないといけない」という表現を聞くことがよくあります。
 
どうしてそう思われるのですか?
 
と聞くと
 
「だって、その方がいいですよね?」
と。
 
 
その度に、私は言います。
 
いけない、ってことはないですよ。
 
そもそも「いけない」っていくら言ったって、
現にそうなっているからには、
そこにはそうならざるを得ない事情なり必然性なりがあるのだと考える方が自然じゃないでしょうか?
 
その現象を生み出している必然性を認めないまま、
「そうであってはいけない」
と否定することは
 
それを手放すどころか、
無理矢理変化させようとすることへの抵抗を生むばかりです。
 
だから、
まず最初に出来ることは、
「○○と思ってはいけない」
と思うことをやめてみること。
 
「○○と思ってしまうやむを得ない事情がいつかどこかにあって、今はそうなっているだけ。」
と思ってみる。
 
旅人のコートを脱がせたのは
北風ではなく太陽だったことを思い出してください。
 
寒いからコートを着込んでいるのです。
寒いままでコートを脱がせようと、躍起になっても無理なのです。
 
自分のいる場所が、
実は温かいのだと気づいたら、
 
コートがなくても温かいのだと気づくことが出来たら、
 
放っておいてもコートを脱ぐのです。
 
私が勧めるカウンセリング・セラピーは、
「コートを脱がせようとすること」ではなく、
 
「もうコートなしでも十分に温かいのだと気づくこと」をお手伝いするものです。
 
寒がって震えている小さな子供から、
コートを剥ぎ取れうとすることに疲れたら、
セラピーにいらしてくださいね。