自分を取り巻く外的な世界は
自分の内的な世界(心・思考)の表われであり、
内的世界が変われば外的世界も変わる。
とはよく言われること。
私もそういうことがしばしばあります。
けれど、
もし、内的世界を変えることに取り組んでも、取り組んでも、
ちっとも自分を取り巻く外界が変わらないとき。
そのことに気づいたら、
よくよく考えてみた方がいい。
「自分は内的世界に逃避し続けていないだろうか?」
内的世界とふれあい、
自分を見つめ、精神的な成長を遂げることはとても大切なこと。
けれどその結果は、
必ず、自分の現実的な世界に反映されるはずのもの。
それがヒーリングであろうがセラピーであろうが、
取り組んだ結果は必ず現実の世界に表われるはず。
表れないとしたら何かがおかしい。
内的世界と外的世界を繋ぐカギとなるもの、それは「自分の行動」。
いかに行動するか?
どんなに内的世界の変容に取り組んだとしても、自分の行動が何ら変化していなければ、それが外の世界に反映されるはずもない。
だって私たちは肉体を持った人間なのだから。
行動するために、手に入れたこの肉体をどう使うのか?
いつも、そのことによって、現実はもたらされている。
ヒーリングやセラピーをやってもやっても、
ちっとも自分の現実が変わらない。
そう思ったときには、
自分に問いかけてみるといい。
ヒーリングやセラピーの結果、
私の行動は変化しているだろうか?
選択は変化しているだろうか?
ヒーリングやセラピーがうまく行って、
私たちの内的世界が変容しているとき、
私たちの行動や選択も必ず変化する。
もし、行動が変化していないのであれば、
その内的世界の探求は、
現実世界からの逃避になってしまっているのかもしれない。
ヒーリングをすれば、
セラピーをすれば、
自分の行動や選択が何も変わらなくても、
自分を取り巻く環境だけが、
夢のように変化する、ということは起こらない。
そのことに気づくことが、
その先の一歩へのカギになる。
内的世界の探求で得た気づきと変容は
現実の世界に持ち帰られなければならない。
とピーターパンも教えてくれています。
(インナーチャイルドカード 大アルカナVII ピーターパン)
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