番外編、船形山あわや遭難!の巻② | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

さてさて、名残惜しくも山頂を後にして、

下山開始。

山頂小屋が見えます。

また来れるかな、、もう最後かな、という気分になりました。

 

 

雪渓の下りはじめ、この辺はまだ、ルンルン!

雪がなく、いつもは快適な下りですが、踏み抜き注意です。

 

昨年は、

 

 

 

こんな感じ。ざくざくと歩けます、滑れます。快適そのもの!でした。

 

 

いよいよ、危惧していた雪渓末端、

 

雪が終わりかけ、沢水ごうごう!

さて雪の上??あるいは、沢の中を歩くか迷って、

水量が多いので、

雪の上に足を置いたら、ドスン!

雪の穴に落ちました。

この時右わき腹を打ってしまって、、痛い痛いでした。

 

まずは小屋に入って、持っていた湿布、痛み止めを使用

 

この時考えたのは、もし歩けなかったら、

荷物なしでは歩けても、荷物を持って歩けるか?

救助要請するとして、電話は通じない、どなたかが来たら、お願いするか??

誰も来なかったら翌日、妻が心配して、

ココヘリ、JROに救助依頼するか、

高齢者遭難なんて非難されるな、などと考えましたが、

まずは食事をして寝ました、寝返りがつらい!

そして朝、

 

これは去年の写真。今年は木が緑になっていて、、ダメでした。

 

まずはパッキングして、ゆっくり荷物を持って、

足踏み、、何とか歩ける。

ゆっくりならOK,衝撃や前かがみはつらいけど、大丈夫。

 

ということで歩き始め。

辛いのは、半端な雪で斜めになった倒木のハードル。

仕方なしに迂回したり、、

ルートを失わないようにして、、歩きました。

昨年はここ付近からの船形がきれいでしたが、

 

今年は緑の葉っぱの中!

 

 

そして雪は終わり、ほっとして

 

鳴清水付近に到着。

 

このコースは、地名にいい名前が付けられています。

旗坂、旗坂平、一群平、などです。鳴清水もいいですね。

沢水の音が聞こえます、水場ではありません。

 

 

 

ここはその先、一群平(ひとむらだいら)

 

 

 

 

 

緑の濃い旗坂平、もうじき登山口です。

 

 

やっと登山口に戻りました。

3時間ちょっとかかりましたが、

歩けて良かった。

 

反省点、

危ない雪はストックさして確認!、していたんですけどね。

 

あるいはピッケルあれば山の斜面などにも

差し込んで下った気もします。

 

ココヘリがあるので多少は安心でした。

あの場で動けなくても、翌々日まで生きていれば発見されたでしょうから。

 

山頂まで1時間でも、ザックに雨具、食事は持参していましたが、

ツエルトは小屋に置いていきました、、これは反省点です。

 

いろいろ考えさせられた山でした。

それにしても半端な雪は危ない!

 

なぞは、まっすぐ踏み抜いたのに、何が脇にあたったのか不明です。

想像するにやや太めの枝にのった雪で

それを踏み抜いてしまって、枝が当たったのかとか思いますけど。

 

何があるかわかりませんね。

お茶のブログとは離れましたが、皆さんも、注意してくださいね。