番外編、山。船形山あわや遭難!?の巻 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

学生だった20歳ころから、

通い続ける仙台近郊船形山。

 

50年以上のお付き合いです。

遠方ですので、毎年とはいきませんが、

20代、そして息子が仙台に住み始めた40代、

そして50,60代~~と都合25,6回でしょうか、しつこく

通いました。

 

どこがいい??と言われると、ブナ林、静けさ(渋さ)、春の残雪などなど

心ひきつけられています。

 

 

ということで、ご報告。

 

まずは、早朝出発、一路大和町ICから旗坂キャンプ場へ

升沢コース入り口を目指します。

 

途中、大和町沢渡付近から船形山。

ここからは一番よく見られます。

今年の姿。

あまりの雪の少なさにびっくり、

そして嫌な予感、、、

雪が少ないと沢の水と雪渓、雪の壁の感じが

とても登りにくくします。

 

昨年は、、

こんな感じでした。

 

 

そして登りはじめ、濃い緑の山道、

行けども行けども雪がない!

 

旗坂平付近。

 

途中、ムラサキヤシオ、ショウジョウバカマなどの花を見て、

 

 

 

 

三光の宮へ。(月星日の三つの光、です)

 

いつもですとこの標識が雪の下。

この柱の上に座って休むのにちょうどいい感じですけど。

 

 

この先、いくらか雪が出てきましたが、、

 

まだまだ少ない、、そして宿泊予定の升沢小屋に。

 

雪は小屋の周りにも全く無し!

昨年は、、

こんな感じでした。

 

そこから沢に。

ところが雪解けの増水、予想通りの雪の状態の悪さ、、

途中会った方は、アイゼンがないのでやめたと言っていましたし、

もう一人の方はチェーンのアイゼンを付けていましたが、

雪はズコズコ、ボロボロでした。

 

それでも頂上直下は雪。

ここまで来るのが大変でした。

沢の水の中をうまく石を選んで歩くか、

雪をうまく使うか、、でした。

 

 

そしてやっと山頂近く。

きれいな花に迎えられて、いい気分!

 

山々にも雪がない。

左から小さく泉ヶ岳、北泉ヶ岳。

中央左、三峰山、右のぽってりした山が、後白髪(うしろしらひげ)山

 

ミネザクラがきれいでした。

 

大好きなキクザキイチリンソウ、

 

そして山頂。

 

 

遠く月山、栗駒山、蔵王が見えました。

 

山頂からの展望、

 

参考までに、例年はこんな感じ。

 

 

さて、下りの沢の悪さを考えて、即下山。

アクシデントは、この先の沢で起きました!

 

長くなったのでまずはこの辺で。