番外編、村檜神社、大慈寺参拝。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

お正月はいつも峠越で村檜神社、大慈寺を参拝しています。

 

村檜神社は延喜式に載っている式内神社

昔々からある古式ゆかしい神社です。

 

大慈寺も、まぎれもなく行基菩薩の開創のお寺。

あの慈覚大師も修行され、のちに天台座主になりました。

片道45分ほどですが、今回は膝を少し気にして、

ゆっくりと、、、

 

 

峠に出て明るい陽だまりを行きます。

 

 

 

 

こんな感じ。

 

三毳山と見えにくいですがスカイツリー。

高速道路も走っています。

 

 

たどり着いた村檜神社

誰もいませんでした。

 

階段を下って、、

 

鳥居をくぐり、大慈寺に。

 

薬師堂があります。

小野小町伝説があり、

容色の衰えた小町は、それを憂えて、

この近くの谷で亡くなったとか。

 

 

慈覚大師堂、、

この付近で実は、私としては大金の入った小銭入れを

落としたのです!

 

 

落とし物に気づかず、また峠に向かいました。

時間は3時半くらい。

ここは観音堂。

 

そして奥の院、座禅岩があります。

ここで大師が修行したとか、

岩の上には仏塔が立っています。

そしてまた登り口の多田工業団地公園に戻りましたが、、

 

さてそこで、財布と携帯を落とした!と気づきました。

またもやです!

 

そこで(これは危ない決断でしたが)

再度、大慈寺に戻りました、、、

見つかりませんでした。

 

真っ暗な中、山道をまた峠に登り下山。

(これも危ないですね、甘く見ていてヘッドランプ持っていませんでした)

慣れた道で、危ないところはない、と思っていましたが、、

峠付近ではシカが警戒音、、ぴーっと鳴いていて、

不気味でした。

 

帰宅、妻どのが大心配していました。

4時の帰宅が5時半を回りましたから、、当然です。

 

結果、携帯は自宅に置き忘れていました。

財布は、大慈寺に拾われ届けられていました。

電話で確認したら、ありますよということで、うれしかったです。

 

 

ということで翌朝、大慈寺参拝。

静かな境内でした。これは大師堂。

 

こちらが本堂。東脇からの撮影。

 

 

鐘楼があり、元はこの鐘、天徳寺了伯の寄進とか。

戦争で供出されたのか、これは戦後のものです。

 

 

拾ってくれた方に感謝して、(どなたかはわかりませんが)

お寺にもお礼して帰宅。

 

私もこの恩をどこかでお返ししないといけません。

それにしても、、落としもの魔を自覚。

携帯を持たないことも反省。

ライトがあれば夕方、大慈寺に行ったとき、

お寺に声をかけることができたのでしょうが、

あの時は焦っていました、、

 

という正月早々の失敗記でした。

財布が戻るなんて、、日本はいい国と思っちゃいました。