里山の花あれこれ② | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

 

今の茶室です。

トサミズキと椿はヒカルゲンジ(光源氏)。

 

備前の花入、したがって杉の敷板。

 

 

 

庭で咲いてい椿は、、。

こんな感じ。華やかな絞り模様で大輪です。

 

庭に咲く光源氏です。

 

 

このほか、玉之浦。

 

小ぶりの花です。

 

 

 

これはアケボノ。大輪です。

 

 

 

ところで

山のヤブ椿は,花付きはもっと少ないです。

 

 

 

こんな感じのヤブ椿。これはこれでいいですね。

 

 

 

 

ヤシオツツジはこの前紹介しましたが,我が家の庭には、

アケボノツツジ??ゲンカイツツジあ・・があり、

比較的暑さに強く、早咲きです。

 

 

曇りでしたので暗い感じです。花付きは今年はいいです。

 

 

 

里の自然の桜は、まずは山桜。

 

 

山桜と言えば、、

 

敷島の大和心をひと問はば、朝日に匂う山桜花、,でしたっけ。

いいですね,気品も感じます。

 

このほかに、雑木林や里山によくは得ている桜、、

エドヒガン??でしょうか、巨木になる桜があります。

 

 

ソメイヨシノより10日ほど早咲き。

 

花は小ぶりで,花数も少ないです。

花も長持ちする感じで,私はこの桜が好きです。

遠くからみるとこんな感じ、、。

 

ところがこの原種の桜、ソメイヨシノに押されて、

絶滅するのではと言われています。

 

と言うのもソメイヨシノの花粉は、子種がない、、。

言葉は悪いけれども、無精子状態。

 

それが空に飛び交いすぎて,本来の野生種の桜の花粉が

押され気味、、。種ができないとか聞きました。

自然界の秩序を乱すほどに桜(ソメイヨシノ)も杉、檜も増えすぎたんでしょうね。

山の土砂崩れも、杉の植林と関係あるようにも思います。

杉の根は横にしか拡がりませんから。

 

 

 

さて、

ついでにと言ってはなんですが。

何日か前行った足利の山。

 

知らずに立ち入った梅園(工事で立ち入り禁止でした!)

 

 

 

 

 

 

これは桜。

 

山ではスギ花粉がモクモク、、。

 

スギ花粉が杉の上に舞い上がっていました!

 

と言うことで、里山と庭の花々、花便りでした。

 

春の歩みが早いですね!

それでは。