名月、お月見、軸もまた変わりました。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

10日は、十五夜。

 

お天気は,どうでしょう。

まだ少し,暑さもありますし、

お天気も,雨模様の当地ですが。

 

 

軸は,定番。

 

 

掬水月在手  みずをきくすれば、つきてにあり。

今日もお月様がきれいですが、

その月が水をすくったその手の中の水に映っている,という感じでしょうね。

 

 

 

ダンギクとシュウカイドウ、、

この後、淋しいのでキンミズヒキを足したそうです。

 

 

 

 

これは茶箱で使う鉄瓶。

 

なかなかいい感じですね。

 

 

ところで茶箱の時に使う風炉も小さめ、

灰型を師匠が作っていました。

 

 

形は、丸灰です。

 

 

 

 

こんなふうにできあがりました。

丸い形は難しそうです。

 

 

 

 

 

ところで茶箱の中は,,どうなっているのか、

気になってのぞいてみました。

茶人の方はご存じでしょうけど、

 

 

外見は、

 

箱の左には,棗と茶碗。小さいです。

 

 

蓋を開けると、

 

古帛紗、羽箒、香合(独楽(こま)香合)、左端は茶杓。

 

 

さらにこの下には、

 

茶筅やら何やら、

 

なんか細々とありますね。

 

振り出し(金平糖が入っています)は、ベネチアガラス。

金平糖がお菓子なんだそうです。

昔はこの金平糖、貴重で高価だったとか。

 

 

ところで明日は満月。

今日もきれいですが、、。

 

と言うことで我が家には,こんなものが飾ってあります。

 

 

 

日が短くなりましたね。

 

穏やかな秋でありますように。