10月の稽古が始まりました。
中置とか言って、風炉から炉へうつる、
その中間の時期、10月のお手前があるんだそうで、、
茶室はこんな感じ。
今日お見えの方が、中置をされるか、、どうなのか、
それにより土風炉にするか、どうするか決めるんだそうで。
何でもござれ、、お弟子さんのご希望で
稽古しています。
と言うことで今日は、五行棚、、
土風炉を置いていました。
木(棚)、火(文字通り炭火)、土(土風炉)、金(釜)、水(釜の湯)と
思っていたら、
違うそうで、、
この棚の中に五行が入っているので、五行棚。
炭(木)が燃えて(火)、灰となり、灰が土になるので、土風炉使用。
土が固まり鉱物(金)となり、その鉱物、鉱層から水が生まれる、、のだそうです。
難しい!!
使用後の残り湯を乾かしています。
少し釜が傾いていますがあしからず。
床は、こんなふう。
花は、、
ソウタンムクゲ、フジバカマ、ススキ、下の方にホトトギス、左はミズヒキ。
花入は桂籠。
軸はこの前紹介したもの、
昨夜一声の雁
たまに雁の声を、夜聞くことがあります、
まさにこの軸のような感じ、、
どことなく淋しい、シンとした秋の深まりを思わせますね。
さて付録は、那須、姥ヶ平の紅葉です。
9月末に行ったので、少しまだ早いですね。
今ころ最高でしょう、天気もいいし。
ひょうたん池と茶臼岳。
遠く、流石山。お天気はいまいちでした。
茶臼岳と奥に三本鎗。
色づき始めた姥ヶ平を見下ろす。遠くは流石山
真っ赤なナナカマドの実
そして苦労してやっと撮れた槍ヶ岳。夕闇に浮かんでいます。
160キロ先にあるのでなかなか見られません。
中央のトンガリ。まあまあよく見えました。
緊急事態宣言も解除、人の流れも増加。
観光地、旅行業者も一息つけるといいですね。
そしてコロナも収まりますように。
健やかな秋になりますように!