炉開きの準備、畳替え、そして観音沼の紅葉(付録) | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

11月になると炉の季節です。

 

10月の風炉から炉に向けて、それこそ、道具も取り替え

灰を取りだし、ふるいで振るってゴミをとってから灰もしまい、

風炉もしまいます。

 

ふるいで炭殻などを取り除く師匠。

風炉が6つくらいあるので全部やるのもたいへんです。

 

炭も取り替え、、あたらし炭(炉用)を切って、洗い、、

しまって、、。

 

ここ何日か、取り替えと準備で大忙しの様子でした。

 

道具も炭も入れ替えた、水屋の一角。

 

 

そこで,建ててから17年、畳の表替え(裏返し)もして

今回は畳の表替え(全部取り替え)です。

これが古い畳の部屋。

 

 

畳屋さんが畳畳を運び出して、、その間のお掃除。

 

ところで手前、灰色の鉄板の下が大炉。

2月のみ限定の巨大な炉(囲炉裏ふうです)。

 

奥が,11月から4月の炉です。大きさがずいぶん違います。

今回はこの炉のところが切れている畳とは別に、

大きな畳を1枚特注。炉の切り込みの無いものも新調しました。

5月にお披露目ですけど。

 

 

ついでに普段は見えない床の掛け軸の

後ろ側。

 

 

軸を掛けるところ(竹の物差しみたいです)と、

花入を掛ける釘(中央下の黒い点)。

 

こんなところに釘、、!

そう言えば床柱、,あの大黒柱にも釘!

 

これは普通には信じられない事みたいで義兄にはあきれられました。

茶人の常識は世間には通用しないのですね。

 

そしてこうなりました。新しい畳で、

炉開きの予定です。

 

 

もう一度古いのと比べると、、

まあ何となく青いですね。

何しろ畳の匂い。

なんとかと畳は新しい方がいいと言いますが、、

女房様は古い方が,疲れなくていいですね。着慣れた綿のTシャツみたいですから。

 

 

 

着々と,炉の季節の準備。

灰型がなくなるからいくらか楽だと行っていました。

稽古のたびに作りかえていましたから。

 

その風炉も五徳も清められて、

この季節はお休み中です。

 

きれいに清められ

お休み中の風炉。

この5,6個の風炉を取り替えひっかえ稽古のたびに

灰型作り。お疲れ様でした。

 

ところで灰型、、NHK大河ドラマの「麒麟がくる」の

茶道場面の指導担当の井関宗脩先生にお世話になり

1年ほど通いました。

先生は面倒見が良く,使いやすい灰匙なども

特別に注文して,手に入れてくれたりしたとのこと。

 

 

伊関先生、,半澤先生、他にもたくさんの先生方にたくさん恵まれる、

そんな師匠様ですね。

 

さて先日、福島、甲子温泉の奥の山に行こうとしましたが

天気予報に反しての悪天。

 

ふもとで気温4度。

遠くの山は,雪模様、そこで山は中止。

 

観音沼の紅葉狩り。とてもきれいでした。

 

ちょっと多いのですが,,あまりにきれいなので紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉にも入ってのんびりしてきました。

大好きな甲子温泉、大岩風呂!

 

 

それでは、寒くなったので風邪を引かないしましょう。