棗、水指、香合なども変えています | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

それにしてもコロナ!

 

すごいですね,怖いです。非常に怖いです。

 

高齢者、重症化したらアウトとか聞きます。

 

政府、GoTo  正直、ずれを感じてしまいます。

 

 

このままでは,稽古もどうなるのか,,ですけど。

今日は,ピッと当てると熱を測れる体温計を注文しました。

手に入るのは先のようですが、、。

 

さて、いつもは,軸、花、などの紹介ですが、

実は毎月、季節に合わせて

棗、香合などの道具も変えていたんだそうです。

 

今日はその紹介です。

 

まずは香合

右は,ひさご、ひょうたんの形をしたもの・

左は、、、、、

 

 

 

波のようですね、。宝珠型の香合で,岩波と言うそうです。

 

 

水指、これは葉蓋用のもの。

末廣籠花入の受け筒です。(玄々斎好み、)

 

 

 

これが葉蓋の,蓋にする、梶の木の葉っぱ。前にも紹介しましたが。

 

 

 

棗、炭取。

棗は,右は,笹の葉の模様。笹蒔絵(利休さんのお好みとか)

左は、波の模様の棗。

 

 

この炭取は、鱗(うろこ)炭取

 

 

 

棚、です

ひさご、,ひょうたんの形になっています。

 

 

こんなのも出てました。小間用の葭棚(よしだな)。

 

小間の手前のお稽古を必要とする方がいて、

その準備で出ていました。

小間の茶室、出入りする畳でお手前?

私(爺さん)、仙台で,瑞鳳寺の瑞新軒を使ったことがあります。

50年前は学生でも使えました。

2畳台目、とかでした。狭かったですね,それが又いいんですけど。

 

これは蓋置き、なんとなくアサガオみたいに見えます。

 

 

このようにさまざまな道具の入れ替えもあり月末は大変です。

 

いろいろな道具、それを作るワザの持ち主、

伝統工芸。

 

そしてそれを生かして,季節を感じ、

暑い時は,暑いなりに涼しさを,感じられるように、、

お茶を楽しむ。

 

そんな意味を込めての,道具なのだと思います。

そういう意味ではやはり繊細で,優れた文化ですね。