真台子、花月、いろいろ稽古、付録はコウシンソウと山の花など | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

今の茶室は,週末の花月の準備完了して、

こんな感じです。

 

風炉先は夏バージョン。

麻布の青海波の縁取り、仕上げられています。

涼しそうですね!

8月いっぱいこれを使います。

 

 

ところで軸は、

 

白雲抱幽石

 

白い雲が岩尾根を取り巻いている感じですね。

花は、、。ホタルブクロとアマチャ(山アジサイのような花)

 

 

傘の形の花入れです。

 

その前までは,真のお稽古。などなど。

真の炭とか言うのもやっているそうです。

奥秘だそうです。なんか秘密っぽいですね!

 

ですからこの真台子が出ていました。

 

 

その時の花は、

 

カワラナデシコ、ヒメヒマワリ、ハンゲショウです。

花入れが,唐人籠

 

それを掃除して、かたづけて

 

 

私と師匠の2人でえっちらおっちら別の待合に

移動して、先ほどの状態に!

 

これが本格的台子で重い,立派な漆塗りで、

とある作家さんのものです。

 

 

この漆塗り、なんと言っても,漆=japanですから

日本ならではのものです。

 

脱線になりますが,とある機会に

まだお若い篠原春奈さんという漆工芸家さんにお話を聞きました。

こんな素敵な作品を作っています。乾漆という技法とか。

 

 

 

 

 

漆は,我家のそばに自生している,,と思いましたが、

もしかしたら山漆、と言うものかも知れません。

 

これが漆。

 

 

私は良くかぶれて苦しみました。カブトムシ取りや

冬に山に潜り込んで遊んだとき,かぶれるんですね。

むしろ冬の方が,漆とわからず,触ってかぶれました!

 

篠原さんもかぶれて苦しみながらも漆作品を作っています。

益子で展示会なども行うそうで,楽しみにしています。

 

 

さて6月、水無月。

そんなお菓子も作りました(私ではありません,師匠様です)。

おいしそう、涼しそうですね。

こんな風に、作っています!

 

できました。

 

さて6月、足尾の山に行きました。

コウシンソウという珍しい花を見に。

 

 

珍しい花と言うことで,残念ながら盗掘の被害に遭って、

崖のとんでもないところ,手の届かぬところに咲いていました。

 

けなげですが,食虫植物です。

ムシトリスミレの仲間と聞きましたが。

 

 

珍しく梅雨の中休み、遠くの山もよく見えました。

 

足尾の盟主 

皇海山

 

 

袈裟丸山

 

 

彼方中央、日光白根、その左が錫が岳

機会があれば,もう少し,足尾の山の花などを紹介します。