透木釜の準備完了、そして稽古も開始 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

4月、透木釜の稽古です。

 

 

灰がたまってきて、釣釜で釜の位置をあげ、

4月ともなると、暖かくなるので、

炉の炭の熱が当たらないように透け木釜、です。

 

表千家との違いもあるそうで、

表千家は、透木釜→釣釜なんだそうです。

 

元々は、はめ込み式の風炉釜が主流で

後に炉が出てきたとか、、。

 

今日は早速、そのお稽古開始ですが、、

時節柄、換気などには十分に気をつけています。

以前から、炭ですから、CO,i一酸化炭素中毒が怖く

換気には注意していますけど、、。

 

改めて、軸の紹介です。

書いた方は、、

 

紫野  芳春院の秋吉則州老師とのことです。

 

 

床の花は、

椿(京錦)、と大葉紅柏。

こんな感じの赤い芽です。きれいなので

近くの雑木林でもらってきて、挿し木したらつきました。

 

 

 

こんな状態から、

 

 

 

釜を置きました。

 

 

 

釜は,桜川というそうで、

網目と桜の花が描かれています。

 

 

 

 

謡曲、桜川からきているようです。

 

さらに炉縁の模様は、、

 

わかりにくいですね。

 

 

踊り桐と言う模様で、潤塗り(うるみぬり)、、とのことです。

(師匠に口頭で聞いたので、あとで調べますけど)

 

いろんなものが自粛しなければならない状況。

4月から、新学期。

 

大学生が活動するとそれこそ、、、

怖いですね。小さい子も、大変ですし。

 

気持ち暗くなりますが、、

春の花便りで。締めたいと思います。

 

風土記の丘、国分尼寺の薄墨桜。

 

近くの山のアカヤシオ

 

以前も紹介したかも知れませんが、お気に入りの山里の桜

 

春たけなわ、、初夏を迎える頃には、

コロナ禍が、収まることを祈ってやみません。

 

感染される方が、減りますように、、。

もし、感染してしまった方がいたら、はやく本復しますように。

 

それでは。