猛暑には関係ないのですが、灰型についてです。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

すごい暑さです。西日本豪雨、、。

 

まるで雨による津波のようです。

山津波などと言う言葉もありますけど、

 

義援金くらいしか、思いつかないのですが、お見舞い申し上げます。

この暑さの中,、避難されたり,救援活動をされている皆様が体調を崩されませんように。

 

それどころではない,,と言うことは承知してはいますが、

今回は灰型です。

 

師匠は毎回、稽古が終わったら灰型を新しく作りかえます。

 

したがって風炉が、3つほどあり、ほぼ毎日作っている感じです。

まずは,炭くずなど,枝炭のクズを取り除きます。

そしてならして,,基本的な形を作ります。

 

なんとここが大切とのこと。

基本でもあり難しい二文字の灰型を作るところです。

 

 

 

そして,手前から,,ならし始めて、、。

 

この時力を入れすぎたらアウトで,,その加減がむずかしそうです。

 

 

 

 

 

そしてこうなって、、

 

 

 

 

これで完成です。白い灰をまき,,中央に水の卦、、陰陽陰の印がつけてありますね。

この白い灰,藤灰、,と言うそうです。藤の弦を燃してはいにしたものを使ったとか。

ですからもう少し,,灰色っぽい,真っ白ではなかったそうです。

今は石灰で代用しているそうで,意味的には火の「陽」に対して「陰」とのことです。

 

 

 

 

何回も繰り返すことが大切だそうで,,これだけやってればまあそれなりにお上手になると思いますね。

 

 

さて今の茶室。

 

 

 

軸が変わって、

雲悠々水潺々(くもゆうゆうみずせんせん)

 

 

 

今,空を見ると,北関東猛暑地帯の青空と白い雲、、。

夕立は来そうもないですね。

 

そして花は、木槿(八重のピンクです)、ヒオウギスイセン、花ミョウガ。

 

 

 

ところで前回は,こんな感じでした。

 

 

キキョウ、姫ひまわり、ヒオウギスイセン。

 

夏は暑く,花も痛みがち、。今朝いけた花が,ぽとりと落ちてしまったりとかもあるようです。

慌てて庭の木槿を探しに行っていました。大変ですね。

 

繰り返しですが,ホントの猛暑、、

体調など崩されませんように。