炉開き、立冬も過ぎて、いよいよ茶室も冬のしつらえです。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

タカポンの裏千家茶道教室入門

~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

立冬も過ぎて、暦の上は冬。


朝も5時では暗くなりました。夕方もはやばやと薄暗くなりますね。


茶室も、炉開きを行いました。


今週の茶室です。





軸は「瑞気満高堂」  

 書かれたのは総見院(大徳寺塔頭です)山岸久悠 さまとか。





11月からは花は椿、そして照葉。今回はズイナと言うもので、紅葉がきれいな木の枝です。








またこの時期、新しいお茶の登場で、口切、も行います。

茶壺で寝かしておいたお茶が、いよいよ登場ですね。





この茶壺のひもの結び方、それも複雑ですが、タカポン先生の得意とするところです。


得意の灰型はなくなりますが、それなりに丹精込めた灰での炉もいい感じであります。




いかにも冬、、その風物詩のような、昔の囲炉裏を思い起こさせるものですね。


12月に行われる夜話の茶事を控えて、着々とお料理などのことを考えているようです。


なぜか茶道界における、冬はじめ、と言う感じで、お汁粉を用意したり、

亥の子持ちを出したりします。


お汁粉も、亥の子持ちもすべて手作りでしたが、タイミングが合わずに写真に載せられませんでした。


亥の子持ちは、子孫繁栄を祈願して、、とかも言います。


いよいよ冬のお稽古の開始です。風炉と炉はかなり勝手が違い、戸惑ったことを覚えています。それでは、また。