筑豊から唐津、熊本を経て、日豊本線を南下。
前回は都城のSLの勇姿をご覧いただきました。
今回は都城から北上、吉松・人吉のムードをお楽しみください。
残念ながら肥薩線の大畑ループのD51はギリギリ撮れませんでした。
山間にC56の加減弁のシューシューという音が響きます。
街は小さく、そんなに賑わっても居ませんが、鉄道輸送の要として機関車の出入りや入れ替えは頻繁です。
このC56は訪問直前にお召列車を牽引したカマです。まだ綺麗な状態でした。
都城へ向かうC57牽引の客車(?)です。やはり門デフ。
こちらは夕暮れ迫る吉松駅に到着するD51の貨物列車。
やはり貨物列車はD51が良いですね。
都城に向かって出発する貨物。
給水塔もあって雰囲気抜群ですねぇ。
吉都線か肥薩線か分からなくなってしまいましたが、C55の貨物列車です。
たぶん肥薩線だったと思います。門デフのC55の牽く客車列車もたいへん美しいです。
人吉に向かう肥薩線のC57。 凄いダッシュで、走り去って行きました。
これは吉都線だと思うのですが、メモもしないので、何処か分からんようになってるのが多いです。
さて、人吉に向かいましょうか。
夜の客車で人吉に到着し、いつものステーションホテル(駅待合室)で夜明かしですが、
鉄道公済会売店(漢字合ってたかな?)、現在のキヨスクのおばちゃんが8時でオッチャンに交代???
そのまま駅待合室が居酒屋になってしまいました。
もちろん酒はイモ焼酎、薩摩隼人ですね。
肴は全て売店にあるおつまみなどで、結局 朝まで数人の地元のおっちゃん達が賑やかにやってました。
もちろん高校生でも、しばらく仲間に入れられ、いろいろと話をしてくれましたが、
半分以上は通訳無しで理解できる状態ではなく、唐津の時と同様、とにかく笑顔で切り抜けました。
よく眠れないまま、朝を迎えました。
一番列車がホームで待っている横に、8620の貨物列車が出てきました。
湯の前線に一往復だけ走っていた貨物です。
出発ホームで待機する58654、行きはバック運転です。
ちかごろ阿蘇ボーイとして復活を遂げた機関車です。
復活したことは嬉しいのですが、変な色を塗りたくられ、変な客車を引っぱる姿は好きになれませんねぇ…。
さあ出発です。駅から少し離れたところに行ってみましょう。
やはりバック運転なので、普通の角度ではテンダーばかりで変ですね。
これは別の日の出発シーン。
前回の反省をもとに、駅を出る地点で横から撮りました。
人吉駅南側のヤードです。C57が入れ替えをしています。
とにかく静かな町なので、SLの音と小鳥のさえずりしか聞こえません。
機関区で憩うC57の100番。
憩うとは言え、機関区では石炭や水の補給、各部の点検などなど、
長い時間をかけて、輸送のための準備が行われて行きます。
じっと見ていても、時間の経過を忘れてしまう光景でした。石炭の臭いを嗅ぎながら・・・。
次回は九州シリーズの最終回、志布志、大隅、鹿児島です。
お楽しみに。