静岡市のごみを追っかけておおよそ20年。未だに全国的にはごみ量が多いのです。残念!

政令市でトップクラスの静岡市
特に可燃ごみ、家庭系のゴミ量が気になっています。※家庭系とは清掃工場への直接搬入ゴミではなく、清掃車が収集するゴミです。事務所系のゴミもありますが、統計的には、それを「家庭系」としています。

一人一日アタリのごみ量静岡市

近年、少しづつは減っていますが、それでも全国トップクラスなのです。
毎年、情報公開請求をとおして、ごみ量とごみ処理原価を調査しています。(廃棄物処理原価表)それを元にグラフを作成してみました。

静岡市ゴミ処理費の動き

ごみ処理原価の動き

年100億円近くの税金がごみ処理に投入されています。トン当りに換算すると4万円から4万5千円。キログラムアタリでは、40円~45円も税金が使われています。
仮に5kgをゴミ袋に入れて処理すれば、200円~225円の税金を使っていることになります。

平成24年度から少し減ったのは、西ケ谷清掃工場の建設費の借金返済短期分が無くなったからです。ところが、平成25年度から、逆に委託費(外注運営費)がサービス期間が過ぎて高くなるはずなのですが、更にわずかに減少していました。

ごみ処理原価の動き数表


なんと平成24年度まで売電収入等が5~6億円だったのが、12億円になっていました。調べてみると(又情報公開請求)、売電価格が8円
/kwh程度が倍以上の18~9円/kwhになっていました。

これは電力自由化の影響です。中部電力に販売していたものを日本ロジテック協同組合に販売されていました。
もちろん、ごみ発電をしているから、ごみは燃やせばよいなどとは思っておりません。
かつては「サーマルリサイクル」などと呼ばれ、「リサイクル」のように言われていましたが、3Rを法
的に位置づけた循環型社会形成推進基本法では、熱回収はリサイクルの下位位置づけられています。
3R=Reduce(削減)>Reuse(再使用)>Recycle(資源化)の優先順位ですね。

静岡市もリユースやリサイクルは他都市と比べ、遅れているとか言われますが、約4億円の税金を使って、平成25年度でビン4,701t、缶1,747t、古紙17,983t、ペットボトル431tを回収して資源化しています。1kgあたり約16円かけていることになります。それでも焼却処理よりも安上がりで、最終処分場のお世話になっていません。

遅れた静岡市では、ありますが、自身のライフスタイルの変更も含め、未来を見据えていかねばならないと思っております。

2016年1月2日記 「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク 壷阪道也

売電料金