静岡市は、3月15日から23日まで市議会議員選挙。
24日(日)が投票日である。
市議会議員の給料は66万余。ボーナス以外にも政務調査費というのが領収書さえあれば、使える。総額1400万が支給される。
市民の代表だから、当然だという考え方もあるし、それにしても高すぎるという見方もある。
若い候補者が立候補しているのが、今回目立つ。
市民の代表が若返るということは、良い
ことでもあるが、いざなってみると何の役にも立たなかったり、当初約束していたことを平気で守らず、平然としている場合もある。

その候補者によほど身近であっても、わからないこともあるし、その候補者に託すことは一種の賭けみたいなところもある。
でも何よりも、市民から議員が4年間期待通りの働きをしたのかという「評価=査定」をする能力を市民の側を持たないと、その評価も難しいことがある。
地元だから、お世話になっている人に頼まれたから、いろんな理由があって投票行動をする。
ホントは政策で選ぶのが選挙なのに。
ただ、国政選挙と違って、その政策の違いがわかりにくことが多い。
静岡市政って何やっているのか、賛否がどのように分かれているのか、普通の市民にはわかりにくい。
かくいう私も、自分の関心を持った一部のハコモノ事業、ごみ問題、一部福祉問題くらいは意見があり、議員に評価ができるが、それ以上はわからない。
しかし、5000億円もの予算を決める大切な選挙。
私も信念に従って、投票行動をする。
昨日、とあるスーパーで街頭演説を動画撮影していた。
およそ15分。
私の友人も突然やってきて、聴いていた。
その彼女が
、演説を聴き終わって、涙を流していた。
「知ってたけど、
感動しちゃった」
いろんな話しをしたのだが、その候補者鈴木かずきさんの話しの一部は、

彼が、両親が離婚し、母親が行方不明、父もどこかへ。
おばあちゃんに育てられたが、そのおばあちゃんが倒れ、病床。
だから、小さい頃から生活保護を受け、高校まで行った。
高校ではテニス部に入りたかったが、部費が払えない。
顧問の先生が半額にしてくれた。
しかし、やはり貧しくて大学には行けなかった。
高校卒業後、働いてお金を貯めて静岡大学入学(夜学)できた。
その頃から、政治を志すようになった。
貧困者支援のNPOも立ち上げた。
生活保護受給の支援もした。
今、生活保護に対するバッシングが激しい。
しかし、彼は訴えた。
生活保護を受けなければならない子供は、自己責任ですか!?
障碍児として生まれたために、不自由があることも、自己責任ですか!?
子供は、等しくやる気があれば、立ち上がれる社会。
頑張れば、報われる社会、静岡市を創りたい。
アリとキリギリス。
夏に遊びほうけたキリギリスも
、アリが助けてやってもう一度立ち上がれるように支援する。
そんな社会を創りたい。私はそんな仕事がしたい。
彼が本物かどうか?それを判断するのは、市民である。
議員になった場合の4年間を評価するもの市民である。
ただ、残念なことに、彼には彼を支える組織(=労働組合、町内会、会社、同業者組合、強固な後援会など)がない。
さあどうなるのか?
審判=投票日は明日(24日)である。

以下非公開動画です。取り扱い注意
生活保護受給は自己責任か!鈴木かずき渾身の訴え2013年3月22日 8分1秒