アエロフロートを使って、モスクワ経由でクロアチアへ向かいました。
何故アエロフロートかといえば、当然メチャ安だからです。
クロアチア行こうと決めて、最初はホテル付のパッケージツアーで申し込もうとしたのが今年の6月くらい。しかし、比較的安いのは、全部キャンゼル待ち。(フィンランド航空、カタール航空)
「アエロフロートで行くと反って高くつく」とチケット販売旅行社に言われたけれど、それにもめげず17年ぶりのモスクワトランジットに挑戦したわけ。
事前にネットで、そのトランジットの悲惨さは調べましたが、だんだん良くなって来ている情報もあり、恐れるに足らずで。
機内はほぼ満席だが、日本人がパラパラとしかいない。それでも機内アナウンスは、日本語も。
アエロフロートの機内サービスはよかったです、機内食もおいしかったし、
画面が座席毎にあって、70ぐらいの映画を自由にみることができました。ただし、英語とロシア語のみ。その中で、キムタクの宇宙戦艦大和を発見。でも10時間のフライトのちょうど2時間前なので、全部見れずに残念。
トイレは、清潔で広い。
キャビンアテンダントは親切で一生懸命。みんな長身のロシア美人。
欠点はと言えば、機内食終了の後の片付けが私が知る限り一番遅かったことぐらいかな!
さて、噂のトランジットでのモスクワ滞在である。
飛行機がモスクワ空港に到着。ひたすら、人の流れに沿って移動し、入国とトランスファー(トランジット)との分かれ道がある。そこをトランジット側へ。
通常、乗り継ぎの人は次のボーディングパス(座席指定券?)をもらう為にそこに並ぶ。
(結果、私たちも翌日のボーディングパスをここで貰ったのだが。)
当たり前かもしれないが、窓口は、乗り換え客ばかり。並んでやっとカウンターでお話しをしたら、「そこで待っててくれ」とパスポートを奪われました???。
実は、これもチェック済みでしたので驚かなかった。(2~3時間はゆっくりと待たされると書いてあるブログ記事は、けっこう読んできたので、)
30分くらい待ったら、「セキュリティチェックへ言って、待っててくれ」との指示。
パスポートチェック。荷物検査。そして、そこで待つ。そこへさっき窓口にいた担当者の一人がやってきて、韓国からの若いカップルといっしょに、「ついて来い」との指示。
階段を降りると、通常の出国後の免税店ありのエリアだった。(当然、入国していない)
少し遅れ気味だったので、急いで追いつくと「時間はたっぷりあるから、急がなくても良いよ」と優しく微笑む。「2~3時間かかる」と言う先入観で、笑いながら「とてもたっぷりだね!」と言い返す。
連れて行かれたのは、バスか乗機するような平地のゲイト。
通常なら、ここからバスに乗り飛行機まで行くところだ。
しばらくするとバスが来た。私たち4人を乗せて、滑走路を横に見ながら、「秘密?のゲイト」を通って、空港の外へ。
モスクワノボテルチェックイン(ノービザ)2012年10月20日 1分26秒
https://www.youtube.com/watch?v=cr8jEMz8mls
そして、ホテル・ノボテルへ。
このホテルは、インターネットで予約してあり、バウチャー(メールの返信がホテル宿泊券の代わり)をちゃんと私たちは持っている。
ちゃんと普通のカウンターで受け付けた。
韓国の若い兄ちゃんは、「明日のホテル出発まで、部屋から外に出られない!」などと驚いていた。「だって、入国していないのだから当然だろう!」と心で叫びながら、明るく「まるで天国だね!」と声をかけた。彼らも又同じ便でクロアチアへ行くようだった。パスポートを預かると言う噂があったが、パスポートはちゃんと返してくれた。
部屋に上がる時も通常のエレベータとは違うところから、上がった。確かトランジット専用フロアーだ。5時半に空港について、部屋につけたのが7時くらいだから、予想より相当早い。
食事は、ルームサービスのみ。朝食は朝9時で、9時半出発。「朝7時にならないか」とフロントで言ってみたが、ムダだった。
部屋は広く、バスルームも広い。さすが!と思いきや、普通にトラブル発生でした。
さて、液晶テレビがあるのにリモコンがない。フロントに電話したら、「少し待ってて。」とのこと。そして1時間たってようやく、修理担当の方が来る。でもそもそも、リモコンがあってもチャンネルが動かない。朝も時間がたっぷりあるから、「NHKの国際放送が見たい」と思い、不満そうな眼でみると部屋を向かい側に換えてくれた。成果は別に、ホントに笑顔で親切でした皆さん。
でもオチは、やって見れた衛星放送も、何故かNHKはモスクワでは放送していない。
さすが!
もうひとつ問題。寝たのが、夜11時近く、日本時間で朝4時。朝7時まで最近は寝ていたことがない早起きの私、当然のように暗い中、目覚める。時間は午前1時。(日本時間6時)頑張って寝てみたが、少し起きることにした。午前2時(日本時間7時)。でもこれから1週間は日本時間で生活したら寝不足で、気が狂っちゃう。さてどうしましょう。老人性早起きの時差ぼけ対策は?