ギリシャ国債の半分以上は「デフォルト(債務不履行)」=ただの紙切れ
10兆円が不良債権として泡と消えた
「無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る事態は当面、回避される」
と言いながら、
その中味とは
ギリシャ国債の半分以上は「デフォルト(債務不履行)」=ただの紙切れ
である。
2000億ユーロ=約20兆円の半分が10兆円が不良債権として泡と消えた
「銀行や保険会社、ヘッジファンドなどが保有する約2060億ユーロのギリシャ国債。
額面の53.5%を棒引きにしたうえで、残る46.5%分を新たに発行するギリシャ国債などと交換する」
もちろん、市場はすべて折込済み。だから、ユーロ高と東証も一時一万円回復
とすべてが、一見順調のようにみえる。
市場は、いつも直前、直後しか見ていないからだろう。
これは、明日の日本のデフォルトを暗示しているとふと思った。
どうなるのだろう。
何が起きてもおかしくない。この2~4年は大きな変革期だと思う。
以下 日経の記事です。
ギリシャ債務削減、民間の9割同意 追加支援へ
2012/3/9 10:56 (2012/3/9 13:30更新)(日本経済新聞)
【パリ=古谷茂久】ギリシャ国債を保有する民間投資家の債務削減策が8日ほぼまとまり、同国が無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る事態は当面、回避される見通しとなった。欧州メディアによると投資家の8~9割が債務カットに同意。債務は約1千億ユーロ(約10兆8千億円)減り、欧州連合(EU)による追加支援の条件が整う。日米市場はギリシャ懸念の後退を好感。8日の外国為替市場ではユーロがドルなど主要通貨に対して上昇。9日の東京株式市場で日経平均の上げ幅は一時、220円を超え、1万円に迫る場面があった。
ギリシャ政府は8日夜、債務削減に対する民間投資家からの回答を締め切った(テレビ東京)
ギリシャ政府は8日夜(日本時間9日未明)、債務削減に関する投資家からの回答を締め切った。ロイター通信は政府関係者の話として、最終的には投資家の約95%が債務削減に参加する見通しと報じた。仏AFP通信によると8割以上の投資家が債務カットに賛意を示した。債務削減を拒否した一部の投資家に対しては、強制的な参加を促すかどうかについて話し合われる可能性がある。
外国法に基づく一部のギリシャ国債の保有者については回答期限が4月に設定されているが、ギリシャ政府は9日朝(日本時間同日午後)、現段階での債務削減への参加率などを発表する。
債務削減の対象となるのは、銀行や保険会社、ヘッジファンドなどが保有する約2060億ユーロのギリシャ国債。額面の53.5%を棒引きにしたうえで、残る46.5%分を新たに発行するギリシャ国債などと交換することが決まっており、投資家の何割がこの削減策に参加するかが焦点となっていた。
新たに発行するギリシャ国債は、同国の利払い負担を軽くするため利率は低めに設定されている。このため投資家の実質的な損失は7割を超えるとみられるが、大多数の投資家はギリシャがデフォルトに陥るよりは債券交換に応じた方が有利と判断したもよう。
債券交換を通じギリシャ政府は債務を借り換えられることになり、3月20日に控えていた国債の大量償還を乗り切れる見通しとなった。また債務の大幅カットにより、同国が抱える公的債務の残高は国内総生産(GDP)比で現在の約160%から2020年に120%程度まで低下する。
ユーロ圏諸国は9日に財務相による電話会議を開き、追加のギリシャ支援について協議する。EUは民間による債権カットを1300億ユーロのギリシャ向け第2次支援の条件としており、EUと国際通貨基金(IMF)からの同国向け融資実行はほぼ確実となった。
ギリシャ政府は債券交換に参加する投資家が90%を下回った場合には、債権を強制的にカットする準備を進めている。ただギリシャ政府が債権の強制削減を実行した場合は、ギリシャやユーロ圏全体の信用低下を招きかねず、市場が混乱する懸念もある。