静岡ホットスポットを調査したい!! その1
(2011年7月10
日)
(2011年7月10
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静岡ホットスポットを調査したい!! その2(2011年7月29日)
私は、昨年上記2度、靜岡市内の線量測定を実施したり、
同じように測定をしている方々とも交流を持ちました。
でも、継続して測定をやらなかったのは
測定機の測定値に対する信頼性に不安があったからです。
公の機関の測定値は、0.03~0.04μSv/h程度で
少なくともホットスポットは別に、0.1μSv/h以下であると思われるのに
5~6万円程度に入手する測定機は、ほとんど常に0.1μSv/h以上を
示しているので低線量地区での測定には、向いていないのでは?
と考えたからです。
しかし、もう一度「それでも計らなければ」と思うほどのことが起きていました。
「被災地からのガレキ受入処理問題」でした。
12月2日靜岡市議会で田辺市長は
1.困ったことはお互い様、国民として協力できることは協力したい
2.市民にとって安全であることが確実に保障されていること
3.安全であることを市民に納得してもらえること
が前提であると延べられていますが、私もこの3点の考え方に賛成です。
一方絶対反対を言われる方々の主張・論点は
1.瓦礫は地元で処理することが復興のために大切。(受け入れると復興の妨げになる)
2.岩手県は、低レベル汚染地区ではない
3.情報公開が不十分
4.ガレキの焼却処理は危険
5.汚染物質の広域移動は放射能の拡散につながり危険
6.焼却で発生する汚染レベルの高い飛灰をバグフィルターでは捕捉できず、外に漏れ出す。
であります。
靜岡市や、島田市などでガレキを受入た場合、
上記意見に従えば、私たち静岡県民の受けるリスク・危険は以下のものだと思います。
1.ガレキなどの汚染物質が輸送などによって、周辺地域にばら撒かれる。
2.清掃工場による焼却されバグフィルターで防げない放射性物質が煙突より地域にばら撒かれる
3.汚染された飛灰が最終処分場に運ばれ、その周辺への汚染の危険、漏れ出す危険にさらされる。
というものになると思います。
靜岡市では2つの清掃工場で年間24万tの廃棄物が焼却されています。
この飛灰(=煤塵、空中に舞う灰で、バグフィルターで捕捉され、煙突からは出ていないとされている)
から、100~400ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されているのです。
今回、600tのガレキの受入の可能性が取りざたされておりますが、
この汚染レベルは、未知数です。
公式の周辺の清掃工場データから、靜岡市と同程度の汚染レベルかもしれないと推定はできるのですが
環境省当局は13ベクレル/kgだと主張しているそうですが、根拠が不明です。
靜岡市と同程度かもしれないし、平均して2倍以上かもしれないと思います。
その辺が実際には心配なわけです。
仮に3倍汚染されているとすれば、
現在24万tの焼却によって、汚染飛灰が発生していますが
「24万t+600t」ではなく、3倍(600t×3=1800t)の「24万t+1800t」の焼却をして
その分汚染飛灰が増えると考えればよいのではないでしょうか?
ガレキを受入ないことは、その分減るわけですが、
しかし、その発生汚染飛灰の量は、それほど減るわけではありません。
西ケ谷清掃工場で言えば、約10万tのごみを焼却し、6000tのスラグが公共事業に使われ
地域にばら撒かれ、4000tの飛灰が最終処分場に運ばれるているのです。
一応、スラグは未検出、ということになっておりますが、これからはどうかはわかりません。
もし、ガレキを受入ることにより、汚染のリスクがあるならば、
受け入れなくても清掃工場の毎日の焼却により、ほとんど変わらないリスクにさらされている
と思いました。
岩手県からのガレキの輸送は、その運搬途中での汚染をばら撒く恐れがあるならば
岩手県以上の汚染地区、東京・千葉から全国に多くの物質がばら撒かれているのです。
そして、そこには二千万人以上の方が暮らしています。
とにかく、もう一度清掃工場周辺と最終処分場を
自分自身でチェックしようと思ったわけです。
ガレキ問題は私の中で賛否の結論が出ているわけではありません。
わからないことがまだまだ多いです。
ただ絶対反対では、被災地支援の人道的大義の前に
あまりにも悲しいと思うばかりです。
2012年2月21日測定結果
処分場
①0.1154μSv/時
②0.1211μSv/時
③0.1179μSv/時
沼上霊園そば
0.1057μSv/時
0.1488μSv/時
0.0943μSv/時
西ケ谷球場
①0.1350μSv/時
②0.1504μSv/時
③0.1315μSv/時
④0.1228μSv/時
⑤0.1187μSv/時
参考
2011年7月29日靜岡市駿河区東新田公園 同一測定機による測定
0.1510~0.2221μSv/時


